書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1133
レビュー : 110
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982338

作品紹介・あらすじ

「文章を書く」とは、長い間の記憶から体験を引き出して描写することだ。自分にはそんな特別な経験はないと考える人でも、うまい引き出し方さえわかれば書ける。また、伝わる文章にしたいなら、くどくどと説明してはいけない。とにかく描写せよ。細部に目をこらして書けば、真に迫る。たとえばさびしい気持ちなら、「さびしい」と書くな。さびしさを表わす「物」を描写してそれを伝えよ-ベテラン記者で名コラムニストの著者が、ありきたりにならない表現法から、書く前の構成メモ術まですぐ使えるコツをやさしく伝授。

感想・レビュー・書評

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  • この本は毎日新聞社のベテラン記者でコラムニストの著者がありきたりにならない表現法から書く前の構成メモ術まですぐ使えるコツをやさしく伝授するというレクチャー本です。文章表現に難儀している方は参考に。

    僕は基本的に「書くことがない」とか「ネタがない」ということは基本的になく、ここでこうして駄文をつづり、それが名文か駄文どうかは抜きにしても、なんとかこうしているわけです。この本は毎日新聞(僕はかつてここを受けたがあえなく落ちた…。)のベテラン記者で、残念ながら僕は不勉強で知りませんでしたが、有名なコラムニストだそうで、筆者が「文章の書き方がわからない」と嘆く早稲田大学の学生と一緒に考えた内容を基にして執筆したのだそうです。

    僕は具体的な文章教室に通ったり、誰かのゼミに所属をしたり、または書生としていたことはないので、文章の教育はまったく受けてないのですが、ここにかかれてあるようなこと、たとえば句読点の打ち方ですとか、「悲しい」や「さびしい」などの感情をものにたとえて表現する、等には「あ、まぁこういうやり方もあったのね」と参考にはさせていただきたいな、などと思いながらページをめくっておりました。

    しかし、ところどころに掲載されてあるたとえば、岸部一徳をどう描写するか?などの「問題」については、申し訳ありませんがスルーさせていただきました。こういうことは、あまり生理的に好きではありませんので…。

    よく「てにをは」がなっていないっていない文章はよろしくない。という話をよく聞きますが、自分ではどうなっているのかわからなかったので、そういうことが確認できたという意味で、この本は読む価値があったと思っています。これを読んで文章力が上がるかどうかはわかりませんが、何かのヒントになっていただければ、紹介した人間として、それに勝る喜びはございません。

  • しっかりとした文章を書けるようになるためにはどうしたらいいのか、知りたくて手にとった一冊。

    「『あ』と発したら、間違いなくそこに自分がいる」
    という一文に目から鱗。
    まったくその通りだなぁ、と。
    自分を見失った時、見えなくなった時は、「あ」をヒントにしたら、自分を取り戻していけるのかもしれない。

    なんて、文章を書くことよりも、「私」の心の見つめ方の方に目が向いてしまいました。

    でも、文章を書くのは「私」だから、それでもいいのかな。

    文章のテクニックに関して、しっかりとした説明があるので、自分の文章を書く時にはもちろんのこと、子どもの作文や日記の指導にも役立つ一冊になりそうです。

  • 文章を書くことにカジュアルに手を貸してくれる一冊。
    近藤勝重さんは、学生との触れ合いの場数の多さと、新聞社で鍛えられた言葉に対する感性とその組立てはラジオの中で感じていました。
    新書の分量で、気楽に要領良く、自分の文章の悪癖を修正できそう。

    〜〜はたして、この文章はこの本を読んだ効果が出ていると言えるのだろうか?

    えへん。これからです。学ばせていただき、身につけさせていただきます。
    近藤さんからのアドバイスは無駄にしませんよ。

  • 色々と勉強になる
    問題が所々入っているので面白い

  • 4

  • 2016.05.08 『女流官能小説の書き方』の新書広告ページより

  • ・描写力を上げるには、人と物をうまく取り入れる
    ・原稿が行き詰った時は、最初から読みなおし文章の流れに乗っかる。または、散歩
    ・現在→過去→未来の順で書いていく
    ・「思う」「考える」「感じる」を使わない
    ・なくても意味の通じる「私」は取る

  • 文章の書き方全般に触れられているが、「書くことが思いつかない人のため」と言われると物足りないか。が、日々の日記にも意識しながら書くようにしようと思わせた、、

  • (書くことに抵抗はないけど)書くことが思いつかない人のための本です。よって、原稿用紙などの前で頭が真っ白になってしまう、という人には不向きです。

    書くことが思いつかなければ「記憶にある体験を頭に思い浮かべ、細かく描写せよ」と語る著者。
    テクニックとしては「なるほど」と思うものが多いけれども、それだけで文章を書きたくなるとは思えません。

    そもそも書くことが思いつかないのではなく、感受性が鈍かったり、伝えたいという気持ちが薄いことが原因なのではないだろうか。
    心理学的な視点で書かれた書籍や論文があれば読んでみたい。

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