書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)

  • 幻冬舎 (2011年9月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784344982338

みんなの感想まとめ

幅広い文章活動に役立つこの本は、特に「思い出す」ことの重要性を強調しています。辛いことや楽しいことを書く際には、単に思考するのではなく、記憶を掘り起こして具体的な体験を描写することが求められます。設問...

感想・レビュー・書評

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  • 作文や小説、エッセイはじめ幅広い文章活動の役に立つ本です。

    辛いことや楽しいを書くとしても、「思う」ことではなく、記憶を手繰って「思い出す」ことを書くのだと言う点が非常に参考になりました。

    本書には適宜設問が記されています。
    ページを捲る手を止め、考え、実際に文章に起こしてみることで、とても良いトレーニングになりました。

    一方で、描写の元となる記憶がない場合や、思ったり感じ取ったりした内容を言語に落とし込めない場合については、如何様に表現すれば良いのかわからない、すなわち「書くことが思いつかない」という表題の疑問が解消されないのではないかと疑念を抱きました。

    例えば、本書の設問には「子どものころ、母は病弱だった」という文章に様子や状態を付記するものがあります。母が病弱だった記憶はないので記憶を引っ張り出せる実体験がありません。
    わたしは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のジョバンニをイメージして情景を描写しました。

    実体験にせよ本を読むにせよ、何らかの経験や文体を自身の記憶として蓄積していくことが文章を書く上で肝要なのであり、それしか道はないのではないか、というのがわたしなりの答えです。

  • 良い文章とは、読み手に伝わる表現で独自の世界を作り上げるコト。
    文章の書き方、考え方、表現方法について網羅されています。

    他の文章の本とは一風変わった作りで、小説家など、本格的に文章と向き合うような姿勢の人間を志そうとしている人の入門書としても最適だなと思いました。

    自分が見たもの聞いたものを、相手にどう伝えるか。
    そんな「目的意識」をはっきり持つことの重要性と具体的なhowto随所にちりばめられていて、一緒に例文を作りながら勉強できる構成が気に入りました。

    先ほど小説家の入門書に最適と書きましたが、手紙やブログなどを書く人の表現上達にも役立つ本なので、そういった方にもおすすめします。
    ただし、実用書のようにテンポが単調なので読み物として読むには少々退屈さも感じるかもしれません。

  • そもそも書くことが思いつかない人が、伝わる文章とか、点の打ち方とか無茶ぶりすぎ
    裏表紙の内容紹介が、すべてであり、ただそれだけ
    古い本でもあるが内容もありがちで、引用文も多く、しかも問題でページ稼ぎとか、極めて残念

    【参考になった点】
    ・「思う」ことより「思い出す」ことを書けばいい
    ・できあいの言葉ではなく自分の言葉で書く
    ・見方を知る→物事をとらえ方のコツを学ぶ
    ・作文を書く手順:まずメモ書きに羅列、「思う」「考える」「感じる」は他の表現に変えてみる(断言するだけではなく、言い換える、語順を変える)

    【以下再読のための備忘】
    【内容:アマゾンから転記】
    説明はいらない、記憶を描写せよ!!

    アイデアの引き出し方、言葉の探し方、文章構成メモのつくり方などを徹底指南。

    ネタが浮かばないときの引き出し方から、共感を呼ぶ描写法、書く前の構成メモの作り方まで、すぐ使える文章のコツが満載。例題も豊富に収録、解きながら文章力が確実にアップする!

    「文章を書く」とは、長い間の記憶から体験を引き出して描写することだ。自分にはそんな特別な経験はないと考える人でも、うまい引き出し方さえわかれば書ける。また、伝わる文章にしたいなら、くどくどと説明してはいけない。とにかく描写せよ。細部に目をこらして描けば、真に迫る。たとえばさびしい気持ちなら、「さびしい」と書くな。さびしさを表わす「物」を描写してそれを伝えよ。ベテラン記者で名コラムニストの著者がありきたりにならない表現法から、書く前の構成メモ術まですぐ使えるコツをやさしく伝授。

  • 「描写と説明は違う」。説明は必要最小限度にし、描写力を高めると伝わることが圧倒的に増える。どうすればうまく説明できるかに執着してしまう方にお薦めしたい。

  • 何個か参考になった。

    「思い出す」バーの匂い、あの頃のコンクール〜。
    思うを使わない。

    「感動」感動したことは忘れない

    「思うはNG」〜する。いいきり
    〜なった。〜らしい。

  • 学生の質問や文章例を多用し、ドリルを取り入れて、
    文章を書きながら学ぶようにされた一冊。

    内容としてはなかなか良いが、
    著者の言いたいことがよくわからない。

  • この本は毎日新聞社のベテラン記者でコラムニストの著者がありきたりにならない表現法から書く前の構成メモ術まですぐ使えるコツをやさしく伝授するというレクチャー本です。文章表現に難儀している方は参考に。

    僕は基本的に「書くことがない」とか「ネタがない」ということは基本的になく、ここでこうして駄文をつづり、それが名文か駄文どうかは抜きにしても、なんとかこうしているわけです。この本は毎日新聞(僕はかつてここを受けたがあえなく落ちた…。)のベテラン記者で、残念ながら僕は不勉強で知りませんでしたが、有名なコラムニストだそうで、筆者が「文章の書き方がわからない」と嘆く早稲田大学の学生と一緒に考えた内容を基にして執筆したのだそうです。

    僕は具体的な文章教室に通ったり、誰かのゼミに所属をしたり、または書生としていたことはないので、文章の教育はまったく受けてないのですが、ここにかかれてあるようなこと、たとえば句読点の打ち方ですとか、「悲しい」や「さびしい」などの感情をものにたとえて表現する、等には「あ、まぁこういうやり方もあったのね」と参考にはさせていただきたいな、などと思いながらページをめくっておりました。

    しかし、ところどころに掲載されてあるたとえば、岸部一徳をどう描写するか?などの「問題」については、申し訳ありませんがスルーさせていただきました。こういうことは、あまり生理的に好きではありませんので…。

    よく「てにをは」がなっていないっていない文章はよろしくない。という話をよく聞きますが、自分ではどうなっているのかわからなかったので、そういうことが確認できたという意味で、この本は読む価値があったと思っています。これを読んで文章力が上がるかどうかはわかりませんが、何かのヒントになっていただければ、紹介した人間として、それに勝る喜びはございません。

  • しっかりとした文章を書けるようになるためにはどうしたらいいのか、知りたくて手にとった一冊。

    「『あ』と発したら、間違いなくそこに自分がいる」
    という一文に目から鱗。
    まったくその通りだなぁ、と。
    自分を見失った時、見えなくなった時は、「あ」をヒントにしたら、自分を取り戻していけるのかもしれない。

    なんて、文章を書くことよりも、「私」の心の見つめ方の方に目が向いてしまいました。

    でも、文章を書くのは「私」だから、それでもいいのかな。

    文章のテクニックに関して、しっかりとした説明があるので、自分の文章を書く時にはもちろんのこと、子どもの作文や日記の指導にも役立つ一冊になりそうです。

  • 「思う」「考える」「感じる」を減らすだけでも文章がずいぶん引き締まる。「あれ」「それ」「これ」も不必要に多用しない。

    まずは書くことを箇条書きで羅列し、番号を振ってみる。


    説明はいらない。記憶を描写する。

  • ●いい文章を書くための具体的なテクニックを紹介した本。

  • 文章の書き方、書き始め方、推敲等の方法を例を元に具体的に記した本
    SNSにも利用できる知識を学べる

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00240703

  • 主に学生たちからの質問に答える形式で
    書くことについて学べます。

    ・説明はいらない描写する
    ・経験したことは書ける
    ・とにかく細部を見ていく
    ・比喩やオノマトペは通説にとらわれず見たまま聞こえたままを書く
    ・なるべく簡単な言葉にする

    などなどの具体的なテクニックが回答とともに
    受け取れます。内容が濃いめでスピーディなので結局どうするんだっけ?に陥りそうです。購入して読み返すか、メモをとりながらで読むことをお勧めします!

  • 作文の書き方、情緒的な文の書き方のポイントが学べます。

    ビジネス文章ではないです。

    感想文やエッセイを書く参考になります。

    書くことは、
    「考える」でなく「思い出す」というのが印象的な内容でした。

  •  4つの内容構成です。①記憶の描写: 全体・部分・細部、観察力 ②伝わる文章: 共感、五感、比喩、人・物・自然 ③書く手順: 箇条書き、メモ、起承転結、現在・過去・未来 ④推敲: もう一人の自分の目で。

  • 参考になったが、全部気をつけるのはなかなか難しい。

  • やや強引に3ステップにしているきらいはあるが、参考になる話が多い。
    コラムや引用文も多彩で読み飽きない。
    現在⇒過去⇒未来と書くのは理路整然とするより興味を引き付けることから書くというのもなるほどと思う。

  • 作文、エッセイ向けの指南書。
    タイトルの「書くことが思いつかない」ことに対する答えは、第一章のタイトルである「記憶を描写してみよう」および、そのなかの10ページにも満たない「何を書けばいいのか」という項目にしか書かれていない。
    あとは「どのように書くか」であり、ありふれた指南書の内容と変わらない。期待外れ。

  • 片づけコンサルタントこんまりさんが、片付け方を習っていない・知らないから片付けられないと著書に書かれていたのを思い出した。小学生の時に読書感想文が書けなかったのも、何をどう書いていいかが分からなかったんだろう。
    テーマの見つけ方、書き方、推敲の仕方が書いてあって、文章を書くコツがよく分かった。
    日常で「あ」っと思ったことを蓄積していき、独自の視点・問いを持つことを心がける。

  • 文章の中でも作文の書き方の本でした。
    就活のエントリーシートや小説まで応用が効きそうな内容です。
    論文ならともかく、作文の良し悪しなど好みも大きいし、その文章が人の心を動かすかなどわからない。具体的な方法論などない、と思っていました。
    けれど、本を読んでみると、なるほど、確かにこっちの方がよいな、と思う添削前後の文章がでてきたり、確かにこの文章は心を動かされる、という例がたくさんでてくるため、すんなりと心に入ってきました。
    辛い、悲しい、ではなく、夫を亡くした人が、亡き夫が使っていた歯ブラシを見て思い出したこと、など、直接的な心情よりも、物や事実を具体的に書くことで共感を呼ぶ、など。
    納得の書き方が満載でした。

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著者プロフィール

近藤勝重(こんどうかつしげ)毎日新聞客員編集委員。早稲田大学政治経済学部卒業後の一九六九年、毎日新聞社に入社。論説委員、『サンデー毎日』編集長、夕刊編集長、専門編集委員などを歴任。『毎日新聞』(大阪)の人気企画「近藤流健康川柳」や『サンデー毎日』の「ラブYOU川柳」の選者を務め、選評コラムを書いている。一〇万部突破のベストセラー『書くことが思いつかない人のための文章教室』、『必ず書ける「3つが基本」の文章術』(ともに幻冬舎新書)など著書多数。直木賞作家・桜木紫乃氏に「日本語の師匠」と呼ばれている。長年MBS、TBSラジオの情報番組に出演する一方、早稲田大学大学院政治学研究科のジャーナリズムコースで「文章表現」を担当し、故・高倉健氏も聴講した。MBSラジオ「しあわせの五・七・五」にレギュラー出演中。

「2023年 『60歳からの文章入門 書くことで人生は変えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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