箱根駅伝 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 219
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982369

作品紹介・あらすじ

正月最大のイベント、箱根駅伝。メディアに後押しされ、関東のローカル大会が、大学スポーツの枠を超えた全国的人気を誇るまでになった。宣伝効果も絶大だ。レースの結果は、大学の入学志願者数を大きく左右し、監督には激しいプレッシャーがかかる。一方、箱根重視の練習は、その後の選手生命に響くとも指摘される。往復200キロ超の行程には、監督の手腕、大学の生存戦略、日本長距離界の未来が詰まっている。感動の舞台裏を徹底分析。

感想・レビュー・書評

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  • 毎年楽しみにしている箱根駅伝。最近はダークホース的に青学の伸びがすごいと去年くらいに思った。


    が、著者はこの本が発売された(2011年)時点で、すでに青学の変革について書いていた。関係者や詳しい人は常にデータを分析しているんだと驚いた。



    あと最近「花の五区」と呼ばれるくらいに注目を集めるようになった、五区の距離の問題にも触れられていて千里眼か!って思った。


    チームとしての大切さ、コミュニケーション力、シード権の重要さ、監督としての采配(レース以外にも予算管理なども)影響が大きいのだと知ることが出来た。


    第一章「区間配置の知恵比べ」 第二章「いまや時代は「花の五区」?」 第五章「いま、留学生は必要なのか?」あたり、興味深く読むことが出来た。


    少し内容に物足りなさは感じたけど、新年の箱根駅伝がますます楽しみになりました。

  • 2013年の1冊目は、箱根駅伝の本。各大学の戦略、オーダーの考え方、受験に与える影響などを知る。面白かった。箱根をいる目がちょっと変わると思う。この本は2011年の大会の結果までで、2012年の結果まで取り上げた続編の本も出ているということを読み終わった後に知った。

  • 時間があれば

  •  「駅伝がマラソンをダメにした」の著者,生島淳さんが,2011年に書かれた本。
     前著以降に変化してきたこと,特に,4区と5区の距離変更により,5区が23.4kmに延長され,5区を制した者が箱根駅伝を制するようになったことが,選手やチームに与える影響について書かれていた。
     東洋大の柏原竜二選手が1年次より5区で素晴らしい走りをし,チームの総合優勝に貢献したことも大きいだろう。

     また,箱根常連校の監督とのインタビューも。駒澤大の大八木弘明監督,東洋大の酒井俊幸監督,早稲田大の渡辺康幸監督(当時)があり,やはり監督の指導方針やカラーがチームに大きく影響していると感じた。

  • 今年も堪能した箱根。2011年時点の勢力図とヒーローたちの活躍の源泉がみえる。ただ、毎年の状況がこんなに変わるとは思いませんでした。

  •  スポーツにさほど興味はないが、正月の箱根駅伝は、女房が必ず見ていた。
     一般的にここまで大きなイベントになった以上、「マネジメント」が重要なことはいうまでもない。
     巨大な金と人が動くだろうし、競争である以上、トップでなくとも上位でなければ監督の首が危うくなるのはどこの世界でもおなじだろう。
     かつて「駅伝がマラソンをダメにした」という本を出版した著者としては、最近の駅伝の興隆は予想外だったのだろうか。
     もともとマスコミというものは「人気のあるもの」を取り上げて金を稼ぐ商売ではあるが、ちょっと節操がないようにも思える。
     本書は「駅伝」のなんたるかを知る入り口としてはそこそこ読めるが、読んで驚くような内容はない。
     「マネジメント」の真髄をついているとは到底いえない本だと思う。ちょっと残念な本ではないかと思えた。

  • 監督のインタビューが載っているのがおもしろい。
    専門の雑誌を買うわけでもなく、でもテレビ放映は欠かさず見てるから、監督や選手の名前を数人知ってるレベルのファンなら十分楽しめる本。

  • この本は2011年の10月に刊行されているようだ。そのころ読んでいればもっと箱根駅伝を楽しめたと思うが、今読んでも十分楽しめた。わたしは関東の大学しか出られないという基本的なことも知らなかった。区間配置の監督の知恵比べや往路キャラと復路キャラの傾向などおもしろかった。駒澤、東洋、早稲田の監督の一問一答もよかった。

  • 駅伝が日本だけのローカルルールだとしても、それはそれでいいと思う。海外では行われていないというだけで、批判されることではない。
    逆に、大学の独自性を出すためには、いっそのこと、「ウチは個人レース主体です」という学校が出て行きてもいいのではないか。
    箱根が悪いわけでもないが箱根が全てでもない、という価値観が醸成されればいいと思う。

  •  以前は、なんで大学生の駅伝に監督が後ろにくっついて喧しく言ったり、ゴールしたとたんに倒れて泣くんだと批判的だったのに、今はなぜか必死で見ている。筆者の言うように山のスターの存在は大きかった。
     現在箱根大好きなのでおもしろかった。欲を言えば、もう少し監督の本音というか生々しい声が聴きたかった。現監督なので、あまり本音は言えないのかな。
     
     大学の戦略としての箱根駅伝の所は面白かった。

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著者プロフィール

1967年生まれ。スポーツライター、ジャーナリスト。
早稲田大学社会学部卒業後、博報堂勤務を経て、スポーツライターに。国内外を問わない取材、執筆活動のほか、ラジオパーソナリティとしても活躍。NHK-BSのスポーツニュースのキャスターも務める。

著書には『駅伝がマラソンをダメにした』(光文社新書)、『スポーツを仕事にする!』(ちくまプリマ-新書)、『愛は負けない 福原愛選手ストーリー』(学研)、『箱根駅伝』『箱根駅伝 新ブランド校の時代』(以上、幻冬舎新書)、『箱根駅伝 勝利の方程式』(講談社)などがある。

「2014年 『箱根駅伝 勝利の名言 監督と選手34人、50の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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