人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ (幻冬舎新書)

  • 幻冬舎 (2011年11月28日発売)
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  • 本 ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982376

感想・レビュー・書評

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  • 王さんと岡田さんの対談の本で、どちらも想像を絶する努力家であるとわかった。
    王さんはあれだけの偉業を成し遂げても現状に満足することはなく努力を続け、岡田さんは監督として勝つために確固たる信念を持っていることを知り自分への刺激になった。

  • プロ同士の会話が聞けたような感覚。
    岡田監督の、PKでゴールを決めるのは、練習でも8割決まっているという部分が印象に残った。練習の大切さがわかる。
    王さんの早稲田実業に行った経緯も運の流れがすごいなと思った。
    プロになると楽しいという感覚が無くなるという部分は、さすが突き詰められた方たちだと感じた。

  • 野球界とサッカー界を牽引してきた2人の対談を中高生向けにわかりやすくまとめた1冊。
    大人が読んでもなるほどと思う部分が多かったです。選手として、監督として、クラブや代表を率いた経験なども踏まえて感じたであろう人生の本質的な部分について語る言葉に説得力を感じた。野球とサッカー、スポーツは違えど共通する想いなども多く語られていてやはり最前線にいた方同士の対話というのは見ていてとてもおもしろい。
    お二人とも未来を担う若者たちへの愛情みたいなものが根底から感じられるのも良かった。
    印象に残った言葉を一つメモ。

    岡田監督
    森信三という哲学者であり教育学者だった人が、「人というのは、出会うべき人に必ず出会う。一瞬たりとも遅からず、一瞬たりとも早からず」ということを著書に書いています。

    結果論かもしれないけど、人生の選択において必ず出会いはあって、その選択を後悔しない結果になれば出会いは肯定されるんだろうなぁと感じたので、失敗したとしても選択は悔いなく生きたい。

  • 諦めたらそこで終わり。
    諦めないことがどんなに重要なのか感じられる内容でした。

  • 岡田監督は、相当熱い人なんだな~と改めて感じた。日本のサッカー界で、選手や審判としては国際的に活躍してきている人は出てきているが、指導者として国際基準を目指している人はまだ少数。現在中国でプロリーグの監督にチャレンジする姿勢は感服。

  • 王貞治・他 著「人生で本当に大切なこと」、2011.11発行です。若者へのエールが込められています。シンクロした言葉がいくつかあります。①何を選んでいいかわからないときは、いちばん難しいものを選べ!(私は、大学で一番?厳しいといわれてた運動部に入部し、4年間過ごしてよかったなと今も思ってます)②練習は嘘をつかない ③身体は一生裏切らない ④食べたもので人生がつくられる。 食事と運動は、人間にとって生きていく上の基本となる両輪ですね。そしてスポーツマンシップ、これが大事だと思います。最近の不祥事、残念です!

  • 野球界の第一人者の王貞治とサッカー日本代表元監督の岡田武史の対談集。

    指導者としても一流の両者の対談だけに、非常に内容が濃くかつ実践的だった。

  • 野球、サッカーを通じて人生にとって大事な事が書かれていて読んでいても熱い思いが伝わってきた。

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著者プロフィール

王貞治

一九四〇年東京都生まれ。早稲田実業学校から読売巨人軍に入団。七七年に世界記録となる通算七五六号本塁打を放ち、初の国民栄誉賞を受賞。数々の記録を打ち立て、八〇年に現役引退。巨人監督(八四~八八年)を経て、ダイエー、ソフトバンク監督(九五~二〇〇八年)、〇六年にはWBC日本代表監督を務めた。現在は福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長。

「2020年 『野球にときめいて 王貞治、半生を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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