- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344982673
感想・レビュー・書評
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魔法の言葉♬『私は鈍感!』
家族、職場の人、近所、怒りの度合いは違うけど
怒りの手放し方を学びました。
早速実践したいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きな著者で改めて自分の心に刻んだ。
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良書。
「自分を傷つけた人をゆるすのは、それは自分がその人を憎み続けることから自分自身をゆるすことである」という本。
そのためのいろんな手法を載せている。
おすすめ。 -
許す、許さないのなら許すほうが都合が良い。だが誰しもが許せる器を持っているとはいいがたい。
そして、一番問題なのは自分が許したとしても相手が許してくれるかどうか。この点に関していろいろと論点はあるのかもしれないが、すべてはすべて自分が背負い込むことになるのがどうにも辛すぎる。
呼吸法で神経を落ち着ける
石ころを握る
目をつぶって数を数える
鏡の中の自分を説得する
おまじないの言葉をつぶやく
シャワーを浴びながら大声を出す
肯定的な独り言を自分に聞かせる
見る景色を変える
筋肉を伸ばす
脱力系のキーワードをつぶやく
自然に触れる
紙に書いて燃やす -
仏のように優しい気持ちで人と接することができたら、と常に思う。それでも相手の失礼な態度や行動に腹を立ててしまう自分がいる。
「『ゆるせない』のではなく、『ゆるさない』ことを自分で選択している」(p.35)という言葉に衝撃を受けました。結局、自分が自分を苦しめているんだと気づきました。
自分自身にゆるせないところがあるので、まずは自分をゆるすことから始めていきたい。
そして、「当たり前」の基準は人によって違う(p.94)や、他人をジャッジしないと決める(p.132)から『ゆるす力』を養っていきたい。 -
弱い者ほど相手をゆるすことができない。ゆるすということは強さの証。
相手が変わるのを待つのではない。
自ら行動を起こす。
悪口を言う相手は放っておくのがよい。
私たちは多かれ少なかれ、自分の思い込みですべての物事をとらえている。
本当に自分がやりたいことから始める
心がバランスを崩してしまいそうになったおtき、人に助けを求めることができる人は大きく道を外す子はない。 -
・「ゆるす」ことは一見とても優しくて力強さとは反対の行為のようにも見えます。しかし実際には、相手を「ゆるす」ことができる人とは、自分以外の誰かや、周りの環境に、自分の心を惑わされてたまるものかという確固たる姿勢を持っている強い人なのです。
・私たちは、身近にいる人に対しては、無意識のうちに、高いレベルで様々なことを求めてしまいがちです。でも、「あの人が○○してくれなかった」という考え方は、不幸になる考え方です。相手にいろいろと求めたくなったときは、してくれなかったことではなく、してくれたことを数えてみると、恨みや怒りの気持ちが小さくなっていきます。
・「ゆるせない自分」から卒業するための方法のひとつに「こんな生き方っていいな」と思えるような性格の人をマネするということがあります。心の広い“憧れの誰か”になりきることで、「こんなことで怒ることもないか」と気持ちを切り替えるようにしましょう。
・人の感情は、実際におきた出来事そのものよりも、その人が「何を信じて、どう考えたか」に影響を受けます。不愉快なことを言われたり、失礼な態度をとられたりしたときは、「私は鈍感」とつぶやいてみるといいでしょう。意識的に冷静さを保つだけでも、マイナスのエネルギーが増えるのを防ぐことができます。
・人間関係において、目の前に現れている相手が、自分自身の鏡となっていることがよくあります。相手は自分の鏡になっていただけで、自分の考えや言い方や態度にも、必ず非があったから、トラブルになったと考えられます。そんなとき、相手より少しだけ大人になることです。そうすれば、怒りや不満といった思いから焦点がずれて、マイナスのエネルギーが増えることを防げます。
・リフレーミングという考え方:自分の身に起きたイヤな出来事に対して、別の意味付けをすることで、心にマイナスのエネルギーを増やさない方法がある。イヤな出来事があったとき、それを幸せになるための教訓や何かに気付くためのきっかけとして受け止めるようにするのです。すべては、その人の受け止め方次第です。
・今の苦しみはデトックス(厄落とし)だと考える。怒りやイラだちは心の老廃物。美容にも健康にもよくありません。
・人生の優先順位をはっきりさせる・・・折につけて、自分が一番したかったことは何か、を考える。不愉快な事にあっても、理屈に合わないことをされても、「自分が長く思い描いてきた事に比べたら、全然大切なことではない。こんなことで怒っているほど、私はヒマじゃない」と考え、すぐに気持ちを切り替えるようにする。人生の優先順位を常に意識した生活を送ると、余計なことで怒ることがなくなります。
・犠牲者になるのをやめる・・・被害者なんていない。そこから抜け出せないと思っているのは単なる思い込みです。そもそも、誰でも誰かの被害に遭いながらこれまで来たわけではなく、たくさんの選択肢の中から、自分で道を選び、今いる場所にたどりついたのです。まずは、「自分が、今の自分になることを選んだ」という自覚をもちましょう。
・自分に自信がある人は、理想のとおりに物事が進まないときは、冷静に「自分がそのレベルにまで達していないんだな」ということに気付きます。そのうえで、理想のレベルを少し落としたり、それまでより努力することを決意したりします。一方で自分に自信がない人、自分自身の実力を現実より高く見積もっている人は、理想を下げたら、自分の価値が下がると考えるため、高い理想を追い求めることから逃れられないのです。理想のハードルを下げてみませんか?失敗が続いていた心によって、小さな成功体験は大きな喜びになり、心にプラスのエネルギーが生まれます。
・どうしてもイライラが収まらないときのために、気持ちを切り替えるための隠し技を用意しておくのがいいでしょう(ex.冷たいものを触りながら、体の中の怒りの熱が少しずつ下がっていくイメージをする。)
・過去や未来のことではなく、今に集中する・・・
ブッダと弟子のやりとり。
弟子「死んだあと、自分がどうなるかが知りたいのです。」
ブッダ「毒矢で倒れたある男が苦しみながらこう言った。『私は医者より先に、矢を射た者の身元と矢と毒の材料を知りたい』。結局、男はすべてを知る前に死んでしまいました」
弟子「私はこの男と同じ過ちをしているのですね。失礼しました。」“死後の世界をあれこれ知ろうとして、今の世の中での修行をおろそかにしていては、結局なにも得られずに死んでしまう。今なすべきことを考え、実践しなさい。というブッダから弟子への教え。”・・・今すべきことに集中して取り組めば、「他人への憎しみ」が入り込む余地はありません。 -
本書では,「ゆるす力」は生きる力と説き,自分自身の幸せのために,技術的な観点から「ゆるす」ことの重要性を伝えています。
ゆるす対象としては,身近な人,他人,自分自身としていますが,僕的には自分自身をゆるすという点については少し違和感がありました。
自分自身をゆるすことは,甘えや妥協と紙一重であり,無差別にゆるすことは必ずしも幸せに繋がるとは言えないのではないかと感じました。
「許せることと 許せないことがある そして許しちゃいけないことがある それは自分自身です それはまぎれもなくこの『俺』です」(長渕剛『己』,アルバム「家族」1996)と僕の崇拝する長渕剛は歌います。自分自身に対しては,ゆるすというより,むしろそういう自分を受け入れるという感覚の方が僕的にはしっくりきます。 -
相手にいろいろ求めたくなったときは、してくれなかったことではなく、してくれたことを数えてみると、怨みや怒りの気持ちが小さくなっていきます
思ったことを言葉にすると、それだけでマイナスのエネルギーが倍増する
すべての出来事を、あるひとつの目的のために役立つメッセージだと受け止める
他人をジャッジしないと決める
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見開き1ページが1テーマになってて、すごく読みやすかった。太字を追っていけば、短時間の斜め読みでも、理解できる。
最後の第七章以外(もっと楽しく終わってほしかったけど……)ポジティブなことばかり書かれてるので、気持ちも前向きになるし。
「許せない」は執着心で、ゆるすためには想念転換が大事、ってことだと思いました。
恐ろしいと思ったのは、イライラしてる人の息を集めて、金魚鉢に入れたら、金魚が死んでしまったという話……。
ネガティブな気って、それだけまわりに対して破壊力があるんだね……。
自分が出さないように気をつけたいし、そういう人とは関わりたくないなあ。
ネガティブな気持ちにさせられる人には、近づかない、付き合いを薄くしていくのは、自分のためになるってちゃんと書いてあったから、堂々実践できるねー。まあ、すでに選り好みして人付き合いはしてるんだけど。
イライラしてるだけ、時間と感情のムダなんだよねー!
事実に対してイライラしてるのは自分の感情でしかないし、相手は変わらないし、そもそも相手への期待が高すぎるだけだし、常識が違ったり事情があればしょうがないし。
ブレずに泰然自若としてられるのが理想!