AKB48白熱論争 (幻冬舎新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982734

感想・レビュー・書評

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  • 単なるアイドルの論評ではなく、AKBを一つのシステムとして多角的に切り取るという解析は面白い。当然話は宗教だ、資本主義だという観点におよぶわけだが、比較的公平に冷静に論じている点が好感が持てる。

  • 秋元康が、google+で絶賛していたので、気になって購入して、読了。

    昨今話題のアイドルAKB48にはまった4人の中年男性がホテルに集まって、座談会形式で、システムやその文脈を、歴史的・社会的に分析している本とでもいうところでしょうか。

    前半は普通の女の子をアイドルにして、それに興味をもたせるAKBそのものを分析している感じですが、後半は社会学的などや社会システムの中での位置を分析している感じでした。

    あとがきでは、筆者の濱野氏と宇野氏が徹底的に分析・批評を行ってる本を出版予定なので、その本に期待かなと思っています。

  • 濱野さんの「「本当はどうでもいいと思ってるのにあえて推す」みたいな感覚はないですね。まあ、もちろんそういう感覚で、あえて可愛くもないAKBというアイドルを推すんだ、という若者もいますけど……。」(p.110)という一節が印象に残りました。
    僕自身は今後解体される、チーム4の一員である仲俣汐里推しのあえて感は全く否定できないし、差異化ゲーム的であることも否定出来ない。そういった立場の僕なので、AKBにハマるのにアイロニーはいらないというのは、どういうことなのか体感として理解できなかった。

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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