僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982888

感想・レビュー・書評

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  • 政治とNPOの関係が、なんとなく繋がった気がする。

  • これからの社会には、あなたのポジ出しが不可欠だ
    この社会はまだまだ前に進むことができる
    という冒頭の言葉に同意したので読んでみましたが、
    内容は些細なことを小難しく書いているだけでした
    ダメだしが蔓延している根源的な理由(歴史とか教育)には一切言及されていないし、未来を語る上で最上位の課題(エネルギー、資源、食糧)にも触れられていない
    上位概念がしっかりしてないと建設的な議論はできないと思います

  • 発売日は明日(2012.11.30)なのにすでに11人が登録していた。

    NHKの討論番組「ニッポンのジレンマ」での発言の様子を見てファンになり、彼の代名詞となるのではないかと睨んでいる「ポジ出し」の真髄が本書で解き明かされるものだと思って公表されていた発売日の前日にダメもとで行った書店で購入した。

    内容は期待を裏切られた。というか、内容を勝手に想定していた自分が悪い。

    大部分が現状分析で、どこかに書いてありそうなことの復唱で、独自性に欠ける気がした。

    「ポジ出し」が全面に出ている内容を想定していたが、そうではなかった。

    ただ本書は、政治状況の変化を記述し、必要な理念についてまとめ、最後に「あなたはこれから何をするのか」問うことを目的としているといっているので、内容は著者の理想通りのようだ。

    すでに行動を起こしている著者の今後に期待したい。
    (2012.11.29)

著者プロフィール

1981年生まれ。評論家。メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる。NPO法人ストップいじめ!ナビ代表理事。ラジオ番組『荻上チキ・Session-22』(TBSラジオ)メインパーソナリティー。同番組にて2015年度、2016年度ギャラクシー賞を受賞(DJパーソナリティー賞およびラジオ部門大賞)。

「2019年 『ネットと差別扇動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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