なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983557

感想・レビュー・書評

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  • なんか前提がダサいから、いちいちダサい。団塊世代以上がターゲットなんだろうけど、それにしたって、その世代の女性は今の社会に適用するため進化してると思うけど。この本を信じて実行努力するオジサンたちが気の毒なような・・・

  • 有りガチな内容。

  • 2020.01.28

    男性と女性ではそもそも生態的に異なるのだ
    ホルモンによる差異を知って、夫婦として
    生物として生きていくための指南書
    私はこの本では「敵」なる妻役であるが
    この本による解説はなるほど!と膝を打つしかない。
    互いに思い合い、そして別の生き物だと多少ドライな考えを持つのが
    きっと長く続けられるコツなのだろう。

  • 978-4-344-98355-7
    C0295|780E.

    なぜ妻は、夫のやることなす事気にくわないのか
    エイリアン妻と共生するための15の戦略
    2014年9月30日 第1刷発行
    著者:石倉文信(いしくら ふみのぶ)
    発行所:株式会社幻冬舎

    著者略歴 1955年 大阪府生まれ
    循環器科専門医
    他の著書:妻の病気の9割は夫が作る(マキノ出版)等

    ----目次より
    初めに
    第1 奥様はエイリアン
    妻は変わり果ててしまったとお嘆きの夫の皆さんへ
    すべての結婚は「一時の気の迷い」である
    冷静に結婚相手を品定めしていると婚期が遠のく
    生活を友にすると、妻のわがままで自分勝手な本性が見えてくる
    結婚生活とは「エイリアンとの共生」である
    夫婦関係の改善は我が身を守るため

    第2 永遠に理解できない異性の思考回路
    男性は目的が無いと行動できない生き物
    女性は事前の計画よりも、その時の気分を重視する
    女性はなぜ美容院が好きなのか
    「他人に弱みを見せられない」男と「悩み事を共有したがる」女
    女性の話はなぜ、長くなるのか
    男は「オタク」に、女は「ファン」になる
    ホステスとホストに見る、男女が異性に求める要素の違い
    女性は生まれついての女優。赤ちゃんの頃から「空気を読む天才」である
    別れた恋人の事をいつまでも覚えているのは男性だけ
    女性は「長く一緒に居れば自然に情が深まる」とは限らない
    要求は無限大!女性とは計算高く最良な生き物である
    妻の怒り恨みは無期限有効・利子付きのポイントカード制
    夫の怒り恨みはペナルティカード制
    妻の「怒りのポイントカード」は生存戦略の一環
    生物学的に見ると「男は弱い生き物」?

    第3 エイリアン妻と共生するための15の戦略
    妻たちは夫のどんな点にいらだちを募らせているのか
    夫を苦しめる妻の「復習つ」が急増中
    対策1:妻の話は「聞いている」という演技が大事
    対策2:不要な物は捨てる。使ったものは片づける
    対策3:ありがとう・ゴメンナサイ・愛してるを言ってみる
    対策4:ホストになりきる
    対策5:パパ・ママでは無く名前で呼び合う
    対策6:妻の積年の恨みを一度は吐き出させる
    対策7:冷蔵庫に賞味期限切れの食材を見つけたら、妻には告げずに闇から闇に葬る
    対策8:アラが見えても何も言わない
    対策9:家事は家事道。妻のやり方を守って行う。
    対策10:自分が分担した家事は「なにがあっても必ずやるべき仕事」
    対策11:プライドは捨てて、手柄は妻に譲る
    対策12:嫁姑関係では、どんな時でも必ず妻の見方につく
    対策13:家計は妻に任せる
    対策14:妻が働きに出るのを応援する
    対策15:育児は基本的に妻に任せて、家事と精神面のサポートに徹する
    育児に参加するなら休日に完全後退して、妻に自由時間を与える

    第4 定年後の家庭内マネジメント
    定年後は、妻とのんびり過ごすは男の理想に過ぎない
    妻は定年後も「亭主元気で留守がいい」生活が続くことを望んでいる
    「定年後の生きがいは配偶者」と思っているのは夫だけ
    妻は老後、お互い干渉せず自由に過ごしたいと望んでいる
    温泉旅行は夢見るな
    「おしどり夫婦」を目指すのは間違い
    お互いの生活ペースを尊重し合う
    家の中で夫婦それぞれ「自分だけの空間」を確保する
    妻とは別の趣味と居場所をつくろう
    仕事h会お小遣いがもらえる最高のヒマつぶし
    男性はヒマに慣れよう
    「やること」は自分で作る
    妻を対等な個人として扱う
    再婚しても同じ悲劇は繰り返す
    妻を無理やり可愛いと思え

    第5 55歳からの「おばちゃん化」の勧め
    定年前に自分革命
    おばちゃんはなぜ元気なのか
    妻が居なくても何でもできるようにする
    まずは料理ができるようになろう
    料理ができれば、妻の支配下に置かれずに済む
    「育G」のすすめ
    孤独に耐えられる趣味を持つ
    ひとりで遊ぶ
    おばちゃんのヒマのつぶし方を参考にする
    井戸端会議ができるようになれば一人前
    ご近所付き合いからスタートしてみる
    モテじいになる
    終わりに-----------

    作者さんは循環器の専門医 ホルモンの関係でそういうお年頃にありがちな生き物としての変化とその対策を平らな言葉で書かれていた。

    熟年離婚とか・・。自分の親はそれである。ずっと仲悪かったから年齢に関係ない部分も多いだろうけど、性差も含め どうすれば同居人として快適に過ごせたのかなと手にしてみた。

    怒りについては2人とも無期限ポイントカード製だったな。自分も記憶にないような小さな時にやらかした事を何度も叱られたしw 2人とも料理は出来たし・・。

    幼稚園児につかった物は片づけるとかゴミはゴミ箱にと教えているのは奇異ではないけれど、いい年こいたおっさんがそれをできない。
    出来ていない為に注意されるとキレる、怒る、不機嫌になるようでは身近に居てもらいたい人になるはずないのに、それも気がつかずに「家族が冷たい」とかで病むのはオメデタイ。
    自分は関わりたくないなぁ・・・w

    動物の群れで年をとったオスが群れて暮らしているっての有るのかしら? 生き物として年をとったオスの価値というか役割ってなんだろう?
    人間で、戸建であれば庭や外回り、車、自転車等の整備とか女性が苦手なことで防犯につながったりって事もあるだろうけれど、集合住宅ではせいぜい掃除くらいか?共有部分に関しては下手なことすると煙たがられちゃうかもしれないし・・。

    イタリアだかスペインだったか ちいさな街のコミュニティでリタイヤした男性が週に一度集まって料理を作り、食べる習慣があるのをテレビで見たことがある、誰の家でもなく、独立したキッチンを備えた施設で作って食べて話していた。女性禁制なんだって。良い習慣だなと思った。後は漁師さん達が(半分リタイヤしている)ゆるゆると集まって網や道具の手入れをしながら夕刻の鐘で「んじゃまた~」と散っていく。特に何をしなければならないというわけでもなくなんとなく手仕事もしつつ話すでもなく一緒に過ごす時間は貴重なんだねと感じた。

  • 男にとって女はエイリアンにも等しい。

  • 妻はエイリアンだったのか?

  • 面白い 女はエイリアンだから諦めろと言う

  • なるほど

  • 異星人である妻と平和に共生する、

    今日行く、今日用

    男の家庭科維新塾

    男のええ加減料理

  • すべての結婚は「一時の気の迷い」で、若い時の男性ホルモンの為せる業との大前提を示す。
    この前提に立てば、エイリアン妻への対処法も目から鱗的に理解と納得がいく。
    従って15の戦略も現実的、説得力がある。
    所詮男は孤独で哀れで弱い動物に過ぎないということだ。

著者プロフィール

京都府生まれ。1982 年三重大学医学部卒業。1991 年大阪大学博士(医学)。循環器科医師。国立循環器病センター、大阪警察病院、米国メーヨークリニック リサーチフェロウを経て、1998 年大阪大学医学系研究科助手、2004 年より准教授、2013 年より2017 年まで大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部教授。男性更年期外来を市内で開設。夫の何気ない行動や言葉が強いストレスになり、妻の身体に更年期障害のような変調を引き起こす病気を「夫源病」と名付ける。「一般医-精神科医ネットワーク(通称G-P ネット)」を立ち上げ、大阪を中心に自殺者を減らす活動や料理教室やHP(孫育のグチ帳)を立ち上げて孫育の推進のための活動をしている。

「2020年 『病む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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