京都の路地裏 生粋の京都人が教えるひそかな愉しみ (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 70
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983588

作品紹介・あらすじ

京都に生まれ育ち、歩き尽くした京都のカリスマが、「本当は教えたくない」とっておき情報を紹介。地元民だけが通う、隠れた名所・名店。ガイドブックでは絶対に辿り着けない、素の京都。

感想・レビュー・書評

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  • 京都に生まれ、京都に育ち、そして京都をこよなく愛する筆者による、京都案内。

    京都市内(いや、むしろ京の都といった方が良いかもしれない)は、御所を中心に置き、東西南北に規則正しく貫かれた大通り(路)を基本に発展してきた。
    しかし、それは寺社や貴族などの暮らしであって、庶民の暮らしは、より細い道である筋、そして路地に面して営まれてきた。

    京都を旅する時に、有名な観光地だけを点と点を繋ぐように旅行するのであれば、決して目に入らない路地。
    乗り物に乗って通り過ぎるだけでは、決してめぐり会えない、路地との出会い方の入門書。

    京都は、千年の歴史を持つ我が国の都。そして、その歴史的な町は、時代の発展と共に刷新されてしまったのではなく、人々の暮らしとともに、元の形を保ったまま変化してきた。
    だから、路地には京都の歴史が、そのまま生き残っている場所が多くある。
    伝承に出てくる、鬼が身を投げた井戸などが、今もそのまま残っているのが、京都の町。
    そして、その路地は、いつも出かける観光地や、バスを降りたその場所から、歩く方向を少し変えて見るだけで、目の前に現れてくる。

    そんな路地には、地元の人しか知らないような名店や、知る人ぞ知る名物などが隠れている。
    本書には、それらを紐解く秘密の地図まで掲載されている。

    本書で、紹介されることにより、その中の幾つかは、メジャーの知るところとなり、気軽に出かけられる路地の店では無くなってしまうかもしれない。
    でも、本書で紹介されているのは、そんな路地の歩き方。だから、自分で知らない路地を探しに行けば良いのだ。

  • 記載されているお店を目指して行く、つまり、本書をガイドブックのように使う方法もある。

    本書を読むと、有名な観光地を避けて、京都で路地裏巡りしたくなる。
    おもしろいことはないかなと思いながら路地裏を散歩している時に、本書に記載されたお店に偶然出会うのもまた旅の醍醐味。

  • メジャーな京都ではなく、マイナーな京都についての本。

    神社仏閣から食に至るまで観光化されていないスポットに当てています。由緒あるのだけど、観光客が立ち寄らない神社を見るのも面白そうだと思いました。食に関しては、観光地化していなくても、地元の客で行列ができていたりと、決して知られていないお店ではない様子。すき焼きや、うなぎ、そばなどバラエティー豊かな情報はそれでも惹かれるものがあります。 路地裏の京都も本片手に当たってみたくなりました!

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プロフィール

小説家、エッセイスト

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