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- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344983854
感想・レビュー・書評
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国家斉唱を「リトマス試験紙」代わりにしている人たちに読んで欲しい
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君が代が軍国主義を彷彿とさせるのは古典的条件づけだろう。君が代よりもフランス国歌「ラ・マルセイェーズ」の方が遥かに軍国主義的だ:
武器を取れ市民よ,隊伍を組め。
進もう,進もう!
敵の汚れた血で,われらの畑を浸すまで!
アメリカ国家「星条旗」も同様:
ロケット弾の紅炎も,空に轟く爆音も,
我が旗が夜を徹して砦に翻っていた証なのだ。
おお! 告げよ,星条旗は今もはためいているか。
自由人の国,勇者の故郷に。
君が代についてのまともな議論は冷静さの有無がカギになる。 -
国歌を学校で必ず歌わせてるのは韓国と中国だけとか、「愛国者」の方々にも知っておいてほしいね。「君が代」の成立と受容の歴史をコンパクトにまとめていてわかりやすく、筆者の緩やかな「君が代」受け入れ論は妥当に思える。