辺境生物はすごい! 人生で大切なことは、すべて彼らから教わった (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 62
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983861

作品紹介・あらすじ

極地、深海、砂漠などの辺境は、人類から見ると「特殊で過酷な場所」だが、地球全体でいえばそちらのほうが圧倒的に広範で、そこに棲む生物はタフで長寿。「一見生きにくそうな世界も、そこに棲む者にとっては都」「"弱肉強食"は、生物の個体数が多い地域の特別なルールでしかない」など、辺境生物を知ると、我々の常識は覆され、人間社会や生命について考えることがどんどん面白くなる。辺境生物学者である著者の科学的冒険を辿りながら、かたい頭をやわらかくする科学エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 辺境生物の研究を通じて著者が悩み経験してきた事から紡がれてきた人生談義。自分で直接感じ考える事の大切さが説かれていてとても参考になった。著者の目の付け所も興味深かった。

  • 理数理 ナカヌ||10||1 11932982

  • 読書会の課題本。流れるように生きてきて、人生うまくいっている(もちろんうまくいかない時期もあっただろうが)ように感じた。
    著者の人生と研究対象を重ねながら読むことができ、面白かった。
    やりたかったから始めたはずなのに、辛くなったら休めばいい、という部分が心に残った。

  • 前半は自分の研究の変遷と四苦八苦したこともあったが、乗り越えてきたこと、そこから学んだことが書かれている。ここはとても為になった。研究の仕方、心構えではなく、一般的に通用するものばかり。後半だだんだんきな臭くなり、やりすぎ都市伝説みたいな終わり方になってしまい残念。DNAの遺伝形質は分からないことが多いからこそ、きな臭くなってしまうのだろうか。

  • 辺境生物というタイトルが気になって読んでみた。動物なのに物を食べない、光合成もできない。じゃあどーやってエネルギーとってるの?そんな生物たちから学んだことが書かれていました。遺伝子レベルの話もあった。参考になりましたー。

  • 辺境生物という言葉に心引かれて購入。面白かったけど、どちらかというと自己啓発??ぽいお話でした。
    先生の人生におけるターニングポイントみたいな経験と辺境生物の進化を絡めたエピソード多し。

  • 生物の話をしながら、生き方指南があって、そうだなぁと頷きながら読んだ。
    読み返したいと思う。

  • 辺境生物もすごいけれど、この著者もやはりすごいのだと思う。北極から南極から、沙漠から海底まで、あらゆる辺境の地を訪れてバクテリアを収集している。もともと生き物が好きだったわけでもなく、たまたま勘違いで生物学類に進学したというのに、そこで何とか頑張るしかないと思ったところがすごい。今自分の置かれている状況を考えると、なんとか逃げ出したいという思いが強いのだけれど、本書を読んでいて、何とかこの状況を楽しんだり、楽しむことはできなくても、少しの間、流れに身を任せるのもいいのではと思ったりもする。けれどやっぱり、この1ヶ月くらいのことを考えると胸が苦しくなる。サイズとノイズの話は、我々の仕事の中でも十分に考える意味がありそうだ。いまの私はノイズかも知れない。

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著者プロフィール

広島大学大学院生物圏科学研究科教授

「2017年 『ポケット版 続・「なぜ?」に答える科学のお話100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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