人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
3.90
  • (305)
  • (464)
  • (277)
  • (47)
  • (14)
本棚登録 : 4489
感想 : 458
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983922

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 良かった‼️
    中々、染み入る事があった‼️

  • 2021年3月15日(火) 読了。

    凄く賢い方だけれど、税について、温暖化について他、
    敗戦国の学校教育に疑問なく、素直に成長された方だなと感じた。

    終盤の方は、話の前提が無理を感じて、腑に落ちない。

    日本の報道を信じ込んで、ニュースや新聞に知を求めて教養といっても、ここまでなのかなあと嘆息。

    前半の教養に対する心構えは、共感することが多かった。

  • 著者から選書。タテ、ヨコ、算数(数字、ファクト、ロジック)で考える。本、人、旅から学ぶ。VUCAの時代には教養を深め自分の頭で考えることが肝要であり、それなかりせば日本の浮揚は実現しない。毎朝の新聞、毎日の読書をルール化し、学びを習慣化する。

  • NDC 159
    「教養とは人生における面白いことを増やすためのツール。であるとともに、グローバル化したビジネス社会を生き抜くための最強の武器である。その核になるのは、「広く、ある程度深い知識」と、腑に落ちるまで考え抜く力。そのような本物の教養はどうしたら身につけられるのか。六十歳にして戦後初の独立系生保を開業した起業家であり、ビジネス界きっての教養人でもある著者が、読書・人との出会い・旅・語学・情報収集・思考法等々、知的生産の方法のすべてを明かす!」

    〈出口治明〉1948年三重県生まれ。京都大学法学部卒業。ライフネット生命保険株式会社代表取締役会長兼CEO。著書に「生命保険入門」「直球勝負の会社」「「働き方」の教科書」など

    目次
    第1章 教養とは何か?
    第2章 日本のリーダー層は勉強が足りない
    第3章 出口流・知的生産の方法
    第4章 本を読む
    第5章 人に会う
    第6章 旅に出る
    第7章 教養としての時事問題―国内編
    第8章 教養としての時事問題―世界のなかの日本編
    第9章 英語はあなたの人生を変える
    第10章 自分の頭で考える生き方

  • 教養とは何かをわかりやすい言葉で解いた良書。
    知識は手段、教養が目的。
    教養は人生を楽しくワクワク生きる為のツール。
    仕事は2000/8760時間、たかが仕事と思えるからこそ
    会社におもねることなく、自分の信念に正直に仕事ができる。
    教養として英語は必須、TOEFL100点はほしい。

  • 本、人、旅から多くを学べると著者は述べている。
    幅広く知識をつけ、自分の頭で考え、自分の言葉で言うことがいかに大切かを学んだ。
    教養のある一流にならなくてもよくて、少しでも実践することに意義がある、そして仕事はどうでもよいこと、という考え方も良かった!

  • 図書館で見つけた

    かなりいい本だった
    読みやすくてスラスラと読めた。

    旅と本と人が人生において「教養」であるとゆう
    のには同意した。

    それから、英語は勉強するべきとゆう話も
    耳が痛いけれど、その通りだとおもった。

  • 池上彰「なんのために学ぶのか」(SB新書)で推薦されていた本。

    教養とは何か問われると、私の場合、豊富な知識を持っていることかな思うが、著者によると、人生をより豊かに楽しくワクワクしながら過ごすためのツールである、そして国家規模でみた場合には、日本人の生き残りのために必要不可欠な条件だ、というのがその答えだ。

    知識≠教養。知識は手段、教養が目的。知識を増やすことが目的ではない。

    物事を、時間軸・歴史軸というタテ軸と、空間軸・世界軸というヨコ軸の2つの視点を交えて2次元で考えるというコツ(つまり、タテの発想で先人が繰り返した試行錯誤から学び、ヨコの発想で世界の人々の考えや実践法を学ぶ)を取り入れて、自分の頭で考えることをしていきたい。

    あと本書でも新聞や読者を強くすすめていた。

  • 本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動

    ■本を読む前の問い

    ■ 何を学びたいのか?

    - 教養とはどんなものなのか?
    - 人生を面白くする教養とはなんなのか知りたい

    ■ それを学んで自分はどうなりたいのか?

    - 人生を豊かに過ごすための一助にしたい

    ■ いつまでにそれを達成するのか?(期限)

    - 教養とはどんなものなのか今週中に知りたい

    ■ どのような成果、結果が欲しいのか?(ゴール・目標)

    - 教養を知り、人生を豊かにしたい

    本を読んだ後の問い

    ■ この本の問題提起は何か?

    - 教養は人生を面白くするツール

    ■ 問題的に対する解決策は何か?

    - 教養は「人・読書・旅」

    ■ 著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?

    - 知識は手段、教養は目的
    - 自分の頭で考えられることが教養
    - 数字ファクトロジックで考える

    ■ 本を振り返って、面白かった箇所はどこか(へぇーって思ったこと)

    - イギリスでは、初等教育で他者との違いを説明し、相手には自分が思ったことを伝えないといけないことを教えているらしい。素晴らしいことだと思う

    今後の行動

    ■ 具体的なアクション

    - 岩波文庫などから出ている古典を読み漁りたい

    ■ 3ヶ月後に自分はどうなっているか、どうなっていたいか?

    - 常に自分の頭で考えられるように、自分の思考と読書で対話している

    https://self-methods.com/real-education-that-makes-life-interesting/

  • とても自分のためになった。
    コロナ前に書かれている本なのに、コロナ後では著者の言っているような世界になっている。DXが進んで便利になっているのではなく、本質的なことを押さえればまだまだ改善することはたくさんあるのだなぁとつくづく思った。そしてデジタルで加速させていく。
    その他もいろいろと気づかされることが多かった。
    生い立ちの章では、著者は謙遜されているが、私から見たら天才の類、著者のレベルからすれば周りにはもっと、すごい人がいるとのことなんだろうけど、この点はとても差を感じた。
    ただ、いろんなことに興味を持ち、知識を蓄えるだけでなく、実践していき少しづつ人としてのレベルを上げていきたいと思わされる本でした。
    英語を何度も挫折しているがまた初めてみよう。
    いろんなことに手を出し過ぎて中途半端になっているので、優先順位をつけて一旦中止させることも大事だと再確認させてもらった点でも有意義な本でした。

全458件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

出口治明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×