家族という病2 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 165
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344984172

作品紹介・あらすじ

幸せな家族を幻想し、理想の夫婦像、親子関係を築かねば、とストレスを高じさせる日本人。本書では、家族のしがらみや囚われの多い日本の実態を一刀両断。「欧米人は日本の家族が理解できない」「子供を無理心中に巻き込むおかしさ」「なぜ不倫で女ばかりが責められるのか」といった日本独特の家族の謎に迫るほか、「年を取ることは個性的になること」「親の介護を楽しむ極意」「男の本音を見抜く方法」「自分を家族から解放する」等々、家族という病を克服し、より充実した人生を送るヒントを示唆。60万部突破のベストセラー『家族という病』、待望の第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズは、誰でも興味を惹かれるものなのではないだろうか。
    家族は誰にでも居る。仮に今現在いなくても、いたことの一度もない人はほとんどいないだろう。家族の形はそれぞれだが。
    私自身はどちらかと言えば、家族というものにネガティブなイメージを持っているタイプである。
    本作を読んで、他の家族の話を少し知れたような気がして、私はそういうところが個人的に好きである。
    人と家族について話すことはほとんどないため、書籍でも垣間見ることができて、学ぶことがあった。

  • 5月末に『家族という病』を読んで、「人生の先輩である女性のエッセイに対して、珍しく良い印象をもたなかった自分」がいました。
    それで今回その続編を読んでみました。

    やっぱりというか、さらにというか。
    面白いところもあるのですが、カチンときたり、「苦手なタイプだなあ」とか「こういう風にはなりたくないなあ」とか。

    たとえば、介護施設について彼女が思うこと。
    「なぜみんなに同じことをさせるのだろう」
    「施設にはおしきせの娯楽が多い」
    「みんないっしょに仲良く同じことをするなど、私にはまっぴらごめんだ。高齢者をバカにしているという気がする」

    嫌だったら介護のサービスをうけなければいいのだし、受けざるを得ないなら具体的に前向きな提案をすればいいのでは?
    若いスタッフの皆さんが、自分に経験のない状態である高齢者のためにいろいろ工夫して世話してくださっているのに、この言い草は何?!

    また、子供のしつけについて。
    「フランスでは、子供の躾は厳しい。(中略)憶えるまで厳しく叱らねばならない。この時期、子は親に従うべきなのだ。甘やかしてはいけない。聞かない時には、体罰も必要だ。お尻を叩くのが一般的で、“お尻ぺんぺん”の風景はよく見かける。叱る時には、理由など説明しない。だめなことはだめ。いけないことはいけない。問答無用である。」

    このあいだ神田うのさんが“しくじり先生”に出演、
    KYでたくさんの人に嫌われてきたけど「私という人間を変えてまで 世の中に合わせようとは思わない」
    と発言、ますます嫌われた彼女。

    そんな彼女が愛する夫と娘を得たことで初めて、家族に迷惑をかけないために自分を変える努力をはじめるのです。

    ご高齢で、結婚しなくても、子供がいなくても、人間として尊敬できるかたはたくさんいます。
    でも下重暁子さんがこんな性格なのは、やはり子供がいないからなんだなあと思いました。

  • 家族の話から日本人の話、女の不平等。
    結局、個人で出来ることは限られていて
    お金があるか、社会が変わるかしかないんじゃないか。

    貞操とは広辞苑によると女のみさおの正しいこと
    男のみさおの正しいとなんて言うのだろう。

    柳原白蓮と谷崎潤一郎の話は前巻にも出てきた。

  • 【文章】
     読み易い
    【気付き】
     ★★★・・
    【ハマり】
     ★★★・・
    【共感度】
     ★★★★・

    人は家族である前に、個人である。

    百田直樹氏と同様に、尊敬する人は両親と答える若者の視野の狭さに疑問。

    子供が出来た途端、「お父さん」、「お母さん」と役割で呼ぶようになり、個人として生き方が抑圧されてしまう。

    個人が特定の集団に縛られなくても、社会的に生きていけるように変化した現在の日本では、社会を構成する最小単位が、変わってきたのかもしれない。
    集落→家族→核家族→個人

    家族というものに対する認識を合わす事無く結婚し、お互いに期待ハズレな状態となって、離婚に至る。

  • 2017年4月10日読了

  • 前回と同じく家族を世間一般のイメージではなく、ロジックで説明。スーッと入ってくる感じ。

  • 前作は共感した覚えがあるんだけど、続編は症例などがほぼなくただのエッセイのようだった。

  • 367.3

  • 「家族という病」の続編で、今回は処方箋という位置づけ。「家族という病」から解放されるには、個人を家族という見方でなく個人として見つめなおすことだと著者はいう。そうすると、自分も含めてその日との新しい部分が見え、時に愛しくもなる。

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著者プロフィール

下重 暁子(しもじゅう あきこ)
1936年、栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。アナウンサーとして活躍後、フリーとなる。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。公益財団法人JKA(旧・財団法人日本自転車振興会)会長等を歴任。現在、日本ペンクラブ副会長、一般社団法人日本旅行作家協会会長。
『家族という病』『極上の孤独』『鋼の女──最後の瞽女・小林ハル』など多数の著作がある。

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