プロ野球・二軍の謎 (幻冬舎新書)

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  • 幻冬舎 (2017年3月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784344984523

感想・レビュー・書評

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  • 各球団支配者登録をされる最大限が70人。一軍は28人で残り42人が二軍。巨人やソフトバンクには3軍もあるが、メジャーリーグは、これに対してメジャー40人、3Aが38人、2Aが37人、1Aが105人、ルーキーリーグは70人と5軍のピラミッドで構成されている。格差は著しく日本の比ではない。いつクビになるか分からない中で日々激しく鎬を削る戦いが展開されている。
    本書の著者はオリックス、カージナルスで活躍し2Aも経験した田口選手。二軍監督を通しての野球の世界の厳しさ、二軍のリアルがあますことなく紹介している。中間管理職として調整に奔走し知恵をめぐらせる懸命な姿には一般社会でも通用する処世術がある。

  • ★さほど目新しいことはなかった。オリックスファンなら楽しめたのかな

  • 田口氏が二軍監督に就任した1年目の出来事と、一軍と二軍の違い、メジャーとマイナーの格差など本人の体験に基づいて語られている。

  • 二軍の選手に向けたメッセージ、マイナーリーグとの比較、二軍監督としての奮闘などがメイン。タイトルからイメージする内容とは違った。

  • 関西学院大から1991年にドラフト1位でオリックスに入団(イチローと同期)、95~96年のリーグ連覇に貢献した後にメジャーに移籍してワールドチャンピオンにも輝き、引退後の2016年からは古巣の二軍監督を務めた田口が、いきなりリーグ最下位に転落する中、若手選手との接し方を「プロ野球の中間管理職」という立場で模索しながら綴った手記。調整中のベテランと新人が入り混じり、「プロの厳しさ」を学ぶ二軍の実態を解説しながら生々しい裏話も満載した楽しい一冊。

  • 普段スポットの当たることのない二軍について、かなり知らないところまで書いてくれていて野球好きには堪らない1冊です。

  • 息子が野球を始めたので、ツイツイ手に入れた本。

  • ●サラリーマンで言う「中間管理職」と言う立場が、もしかしたら2軍監督に1番近いものかなと想像しています。
    ●プロ野球の1軍とは、出場選手登録をされた28人。実際にベンチ入りして試合ができるのは事前に指名された25人に限ります。残りの3人はすでに先発をした、その日の試合に絶対に投げないことがわかっている投手と言うことになります。
    ●日本では12球団すべてが、1軍2軍とも同じ親会社の契約に置かれていますが、アメリカの場合、メジャー、3A、2Aなどチームがそれぞれが別経営で成り立っています。企業としては別なのです。しかもマイナーは7つのクラスに分けられています。
    ●カージナルスの2Aでは、なかなか家賃を払えない若手選手は、地元のファンが食事付きでホームステイさせていました。
    ●日本でプレーする助っ人が1番気にしているのは、来日している奥さんの機嫌。そこへの気配りが、選手本来の力を引き出すキーになるかも。
    ●プロ野球人生におけるチャンスは、3年間で9回位しかない。その年に3回しか降ってこないチャンスをいかにものにできるかが、プロ野球選手としての勝負どころ。
    ●誰かに説明すると言う事は、自分の中にある理論を確認することにもつながる。

  • 20190924

  • プロ野球ベンチ入りできるのは25人まで

  • オリックスの二軍監督だった田口さん(2019年のシーズンから一軍コーチ)による新書。プロ野球の二軍とはどんなところか、一軍とどう違うのか、といった基本から、アメリカのメジャーやマイナーとの違い、選手時代と監督としての立場の違いなど、様々な経験を持つ田口さんでなくては書けない内容になっている。
    一軍に比べ馴染みのない二軍監督だが、一軍と選手の間に立つ中間管理職のような存在だという。ゆとり世代の選手の叱り方など、なるほどと思うことが多々書かれている。田口さんの軽妙な語り口と関西弁で、楽しく読めちゃう一冊だ。二軍のグラウンドが近くにあったら、通いたかったなあ。

  • 謎というタイトルは大袈裟だが、田口氏の真面目な人柄が出ている書籍。危なっかしい話はなく、どれもソフトなエピソード。もう少し刺激のある話を期待してしまった。

  • プロ野球を長年観てきていても、二軍のこととなるとまるで知らないものだということに気づかされました。
    マイナーリーグとの比較は、プロ野球のみならずメジャーの仕組みも同時に知る事ができてとても勉強になりました。「勝ちたいけどそればかりを目指せない」のは二軍としては仕方ないけど、監督という立場でそのジレンマと向き合わないといけないのは想像以上にしんどそうに思いました。
    「マンスリーダイアリー」は、シーズン後の振り返りが答え合わせのようで興味深かったです。
    田口さんが気にかけていた奥浪鏡がこの本が出た後にあんなことになるなんて…赤松も独立リーグにいっちゃったけど、またNPBでみられるかな??

    田口さんは解説者時代に講演会でお話を聴いてとても面白かったけど、文章もテンポよくて寝る間も惜しんで読みました。
    編集協力に奥様のお名前があるから、恵美子さんのお力添えも大きそうな気が…(邪推)。

  • プロ野球選手としてオリックスやメジャーリーグで活躍し、2016年からオリックスの二軍監督に就任した著者が日本プロ野球における二軍の存在意義や目的、監督としてのやりがい、苦労を語る。

    個人事業主が集まるプロ野球という特殊な世界といえど、新人を育てて、成長させる必要はある。その役割の中心となるのが二軍監督だ。

    「監督」でありながら勝利を目的としない。イマドキの若者の感覚を理解し、受け入れつつも必要なことを教え、一軍で通用する体力・技術を身につけさせる。そして、一軍監督へ若手を売り込む。やってることは一般企業人事の中間管理職に近い。

    文章を読んでいると、著者の人の良さが伝わってくるが、浸かっている世界は1年で必ず10人前後はクビになる厳しい世界だ。著者が期待していた選手だってクビになったこともあるはず。それでも気持ちを切り替えて、また新たな選手たちへ指導を続ける。

  • 阪急〜オリのファンには垂涎の内容。
    ミドルマネジメントの難しさも滲む。
    でも、一番欲しいのは結果やで、タグソウ!

  • 今日は何の日を発表する
    プロとアマの違いは、丸一日練習するを1か月続けること

  • 著者は元メジャーリーガーで現オリックス2軍監督。
    2軍監督の経験だけでなく、現役時代の国内やメジャーでの経験談も含め、選手や監督のドラマを感じさせる内容となっている。読みやすい文章が印象的。
    私は普段野球を見ないにもかかわらず、「二軍の謎」というタイトルに魅かれて読んだのだが、プロ野球の選手登録には制限人数があったり、2軍はセ・パで分かれるのではなく、東西で分かれている等々、初めて知る内容が多く面白かった。また、2軍監督がどのような役割を担い、どのような視線で選手を見ているのかがよくわかり、オリックス2軍の試合を見てみたくなった。

  • 息子が先に読んでいて、軽い気持ちで借りた。
    正直、あるあるネタなのかな…なんて思って読み始めたが、これはきちんとした人材育成の本ではないですか。
    田口監督には申し訳なかったが、読み始めた時のハードルが低かったため、余計に面白かった。
    野球に限らず、一般企業でも、また学校や家庭で子供に接するときにおいても、参考になるところは多いと思う。
    オリックスの2軍が来季さらに強くなっているよう、応援していきたいと思った。

  • 米メジャーリーグの裏話部分がとても面白い。日本の話は、まあまだ現場にいるわけだから、あまり刺激的なことは書けないだろうなあとは思うが、当たり障りのない感じ。テンポのいい語り口で、楽しく読めた。

  • 日本、アメリカの一軍二軍、メジャーマイナーの違いについて述べている。
    1軍に入る人は目が違う。
    1軍になることが目標ではなく、一軍であり続けることが目標というのが有名選手。

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著者プロフィール

1969年福岡県生まれ。プロ野球選手としてオリックス、大リーグのカージナルスで活躍、2006年のワールドシリーズに出場。2012年の現役引退後は野球解説者やラジオパーソナリティとして活動している。

「2014年 『田口壮の少年野球コーチング 基礎からマスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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