死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344984622

感想・レビュー・書評

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  • 書かれている内容は齋藤孝さんのものと似てますが、ビジネスマンに向けたちょっとしたアドバイスなんかも書かれています。読書とは著者との対話。

  • 幼少の頃から本に親しみ、今も読み続ける著者が読書について書いた本。

    読書が仕事でどのように活きたかなど、ご本人が自身の経験を踏まえながら、読書の有用性を説いています。

    本のテーマ上、自分語りの部分が多いので、読書方法について知りたい場合は必要な部分を拾い読むようにするのがいいと思います。

    (2018年6月23日読了 読書メーターのアカウントから転載)

  • もともと読書は好きだけど、「読書」にフォーカスした本は読んだことがなく、気になったので手に取った一冊。 おすすめしている人が多いだけあってとてもいい本で、特に普段から読書してる自分にとって自己肯定感も上がるものでした。

    読書は自分の無知を教えてくれる。
    教養とは自分が知らないということを知っていることと、相手の立場に立って物事を考えられるということ。
    筆者自身の体験を小説という名前を借りて表現している。

    これらは特に本を読んでいてグサっときました。新しい価値観を教えてくれた気がします。

  • 伊藤忠元社長の丹羽さんが、自身の経験から読書の醍醐味と読み方を述べている本。
    いくつか読んでみたいと思う本が紹介されていた。

    読書から離れてしまった時に、モチベーション上げるために読みたい本。
    一日30分、15分でもいいから、毎日読む習慣をつけるべきと言っている。

    本を漫然と読んでも、論理的にものを考える力がつくわけではない。ところどころ立ち止まり、考えながら読むことで、本から得られる知識は深いものになるし、論理的に考える力もつく。

  • 「ハウツー本は読まない」と言いつつ、ゴルフの本を読んだだけで上手くなったとか、「他人の失敗談は役に立たない」と言いつつ、自分の失敗談を延々と語ったりと、内容的に少々矛盾がある。そもそもこの種の本がハウツー本なわけで。
    総じて正しい事も言ってはいるが、間違った事も言っているという印象。読書を通じてこういうのを見極める力を養うしかないのかもしれない。

  • 自身の読書との向き合い方を改めて見つめ直すため、読書関連本を読んで5冊目。
    これまでの読書本との共通点としては、
    ・考えながら読む
    ・インプットだけでなくアウトプットも
    という点が主なものであった。
    その他印象に残った点で言うと、
    ・教養とは知識の量に比例しない、教養がある人の条件とは「自分が知らないことを知ること」と「人の気持ちになって物事を考えられること」である。読書をすれば、自身の知らないことがいかに多いかを身に染みて理解できるし、様々な人の気持ちが理解できるようになる。
    ・本とは見返りを求めて読むものではない。特効薬的な効果を期待してはいけない。後々ジワジワと自分の血となり骨となる。楽しいから読む。ワクワクするから読む。心が潤うから読む。
    最後にこれは仕事観に関する言葉ではあるが、
    「問題は人との関係であり、一人で解決するものではない。他人への想像力と共感が、解決へ導いてくれる。問題がある限り、またそれを解決する答えも必ずどこかにある。問題があるということは生きている証だ。問題があることを喜べ」という言葉は非常に自分の中で刺さった。
    これまで読んだ読書本の中では、比較的読書レベルの高い目線からの本であり、読む本や取り組む姿勢について、少々偏りがある、手厳しいところもあるかなとは思うが、著者の読者への熱い想いが伝わる内容なので、おもしろく読ませていただいた。

  • ざーっと読んだが、特に読まなくてもいいような内容だった気がする。

    途中で話が脱線して、読書のこと全然関係なくなってる箇所が多々見られた。あとは思いつくままに今までの仕事等の体験談を書いたような感じで、沢山本を読んできた人のはずなのに、全然内容が体系的ではなかった。

  • ●本を読むことで、自分なりの価値観の軸が出来る
    ●読書ノートは後から読み返した時に自分史となる
    ●読書と仕事は互いに影響する

  • 読書についての価値観を筆者の人生を交えて書かれていた。
    丹羽さんは本当にすごい人だと思う。人生には読書と仕事が必要だというところは昔ながらの人だと思うが、人生を豊かにするという点では賛同したい。

    読書は必要なものではないかもしれない。でも、読書を通して書いた人の価値観や人生観を感じることができるという意味では、読書をすることで得られるものは多いと思う。

    そういう意味では自分にとって、読書をはじめとして漫画や映画、舞台なんかは形が違うだけで同じものなんだと思う。
    それぞれに作った人の思いがあり、登場人物の人生がある。それを知り自分の体験と重ねて混ぜていくことで人生を楽しめる気がする。

  • 伊藤忠商事前会長
    元中国大使、ビジネス界きっての読書家の本
    さすがです。

    説得力あり

    本文よりー「何が教養を磨くのか」
    1ー自分が知らないということを知っている
    2ー相手の立場に立ってものごとが考えられる

    「考えられる力」を培う

    内容はどれもこれも考えさせられ
    自分の血肉になる読書とやらを知った

    自分は単に好きで面白くて読んでる。

    本屋さんに行こうーネットではなく
    どんな本に会えるか
    ワクワクすると書いてあったー同感、本屋さんが楽しくてたまらない。
    インプットだけでなく
    アウトプットが大事だ!その点
    レビューを書くのもいいかなと努力してる。

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著者プロフィール

丹羽宇一郎(にわういちろう)
公益社団法人日本中国友好協会会長。一九三九年愛知県生まれ。元・中華人民共和国駐箚特命全権大使。名古屋大学法学部卒業後、伊藤忠商事(株)に入社。九八年に社長に就任すると、翌九九年には約四〇〇〇億円の不良資産を一括処理しながらも、二〇〇一年三月期決算で同社の史上最高益を計上し、世間を瞠目させた。〇四年会長就任。内閣府経済財政諮問会議議員、地方分権改革推進委員会委員長、日本郵政取締役、国際連合世界食糧計画(WFP)協会会長などを歴任ののち、一〇年に民間出身では初の駐中国大使に就任。現在、一般社団法人グローバルビジネス学会名誉会長、伊藤忠商事名誉理事。

「2023年 『仕事がなくなる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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