女の不作法 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 239
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344985247

感想・レビュー・書評

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  • 4/20
    察して!とか裏で色々言うだとか、女性の方が気を使って考えすぎることが多くて大変だといつも思います。
    男性は何も考えておらずバカで(ごめんなさい)、すらすら生きれているように感じてしまいます。

    周りにそんな非常識な人いるよね!と思うと同時に、あ、これ自分もやってるな、わかるわかるとなる(それは誰にも言えない)

    ぜひ男の不作法も読んで勉強させていただきます

  • 冒頭から数ページで、こんな視点で見ているかと思うと、あまり気分良くはありませんでした。
    特に、飲食に関する不作法は結構あったと思います。何だか最終的にうんざり。
    女性の喋り方の章では、少し響くものも。
    不作法とする対象への辛辣な意見もわかるものの、どこかに愛情が感じられたなら、読み手も違うのでは?


    この手のエッセイは、たとえば林真理子さんのようなどこかクスッと笑えるものが好きです。

  • 自分って○○なんですー。に同感笑

  • 女の不作法について、著者が多くの人にアンケートを取ったことを踏まえて、独自の視点で書かれている。印象に残ったのは、
    ①「バタバタしちゃって」は便利な言い訳の言葉。でも、仕事は当然ながら、プライベートでも使わない方がいい。軽く見られていると感じる。②本当のけちとは、自分と家族にはお金を使うが、他人のためにはビタ一文出したくない人③聞こえない挨拶は、しなかったことと同じ④紹介してもらったお店は、使った後にすぐ報告。⑤自分の大変さをアピールする不作法。家にいると、誰にも見てもらえないから、大変さアピールになってしまうのかも。

  • 誰かの批判のオンパレードで、負のオーラが強い本でした。
    筆者の「悪口と愚痴のはけ口」にされている気分で、読んでいて疲れました。
    これこそ無作法ではないか。
    なぜ女に限定なんだろうと気になって読んだのですが、男女関係ないなと思うことばかりで残念でした。
    筆者の価値観も昭和で古いので、令和には合わないかな。

  • 自分のやってしまっていたことに気づいたり、筆者のユーモアな文章に笑えたり、逆に辛口な文章にウッとやられたり、とても共感したり面白かった。

  • 概ね同感(上司の小言を聞いてる気分にはなる)。

  • 無作法極まりない自分に気付かされこれから遅きにも改めようと思った。すこし辛口で少し心が痛みます

  •  男女とも共通してるが、不作法の多くは本人が無自覚。本人に悪気はないにせよ、他人を不愉快にさせる。実に「むずかしい」話ですね。どうしようもないということかw! 「男の不作法」と同時発売です。内館牧子「女の不作法」、2018.11発行。男同様、30例が。さらっと一読。不作法なのかどうなのか、男の私にはよくわからない例が多かったです。例えば:①ナチュラルが好きだからという女 ②自信満々な女 ③汚れに気づかない女 ④自然体で生きる女 ⑤気を遣い過ぎる女。 なんでも電車でやる女性は不作法と思いますw。

  • 内館さん5冊目。
    こちらは不作法本の女性版。どうやら男性版と同時刊行だったらしく、後書きでは大変苦労されたとあった。
    正直ここまでの不作法な女性には出会った事がないので実感は湧かなかったが、確かにいるかもと思わされる事ばかり。
    自分をけなして自慢する、などはドラマなどで嫌な女性として良く出てくる気がする。
    大変さをアピールする、は女性に限らず男性もあるだろう。やはりサラッと話す分には問題ないが、過剰にすると不作法、と言う事になるのだろう。
    世の中何においてもバランスが大事。とても難しいのだが。

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著者プロフィール

1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業。1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本に「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)、「塀の中の中学校」(2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞)、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞)など多数。1995年には日本作詩大賞(唄:小林旭/腕に虹だけ)に入賞するなど幅広く活躍し、著書に映画化された小説『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』『老害の人』、エッセイ『別れてよかった』など多数がある。元横綱審議委員で、2003年に大相撲研究のため東北大学大学院入学、2006年修了。その後も研究を続けている。2019年、旭日双光章受章。

「2023年 『今度生まれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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