他人と比較しないだけで幸せになれる 定年後をどう生きるか (幻冬舎新書)
- 幻冬舎 (2024年5月29日発売)
本棚登録 : 95人
感想 : 7件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784344987302
作品紹介・あらすじ
定年後を不安に思う人は多い。「成果を上げたい」「他人に嫌われたくない・評価されたい」という現役時代の価値観に囚われると、自分で自分を不幸にしてしまう。しかし実は定年は、他人との競争や自己否定から解放される格好のチャンスだ。過去の不運も過ちもすべて運命であり、「あれはあれでよかった」と納得する。そう思えると自分が自分にとってかけがえのない存在となり、他人は敵でなくなる。幸せな境地に至り、人間としての成長もできる。高齢期を実り豊かな、新しい人生として生き直したい人必読の一冊。
みんなの感想まとめ
他人と比較しない生き方の重要性を説くこの書籍は、定年後の新たな人生観を提案します。多くの人が定年を迎えると、過去の競争や他者評価から解放されるチャンスを得ることができると著者は主張します。心理的に健康...
感想・レビュー・書評
-
サブタイトルの「定年後をどう生きるか」に違和感があって、読まずにいられない。
定年してからも、他人と比較して生きにくさを感じるという事があるのか。定年するくらいの年齢で、何を競うものがあるのか。高齢になって尚競うものがあるのは一見地獄だが、寧ろ、現役で負けたくない趣味があるというのは幸せな事だとも言えそうだ。超偏見だが、ゲートボールとかゴルフとか、私には面白さが分からないが、面白さが分かるならその方が人生は楽しいだろう。
とにかくそんな事を考えながら読む。
ー 比較する人は情緒的未成熟。比較する人は不幸。興味のないことで努力する。人によく見られるための努力をする。心理的に健康な人々は、高齢になり、定年になって、そうした無意味な努力から解放される。心理的に不健康な人は、幸せになりたいのではなく、幸せに見られたい。そうした無意味な努力から高齢になったら解放される。
心理的に不健康な人は、不幸でも不幸と人から見られなければよい。
なるほど。この本が言いたいのは趣味の話ではなく、見栄の話のようだ。見栄を張る努力は無駄で幸せにはなれないよと。まあ、暇な老後に見栄を張ることも「張り合い」にはなって良さそうだが、確かに疲れそうだ。
ー 自分自らの喜びの体験より、他人からの是認をいつも選んできた人は、ついには喜びの体験そのものができなくなるとマズローは言っているがそのとおりであろう。ロロ・メイも同じようなことを言っている。外側からの要求ばかりに従っている人は、幸福を得る力をも捨ててしまう。
他人の是認からの解放に、他人のセリフを引く不思議はおいておいて、人間とは、他人からの是認を生きがいにしても良いのではないのだろうか。
歳を取るとこうした生き甲斐がなくなって達観と引き換えに退屈を与えられるかと思っていた私には、老人の我欲の存在は朗報だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
加藤諦三先生のお話はいつもハッとさせられることばかり。この本でも自分がどうなのか、この先どうしたら良いのか、こうしたものに導いてもらった。
何冊も加藤諦三先生の本を読み、テレホン人生相談も拝聴しているが、新しいキーワードがいくつも発見できた。
社会的解決と認めると言うこと。
この先、考えながら生きて行こうと思う。 -
著作は数十年前に何冊も読みいろいろ心に響いた印象がある。御年86歳、時代も変わった今、「定年後をどう生きるか」の著者の意見、響き具合を確かめたい
#他人と比較しないだけで幸せになれる
#加藤諦三
24/5/29出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3wQBnzn -
図書館で何気なく手に取った。
他人と比較しないだけで幸せになれる。定年後をどう生きるか
私はまだ20代で定年後など考えたことがなかった。唯一考えたことがあるとすれば、老後の不安や健康についてだ。
しかし、タイトルにもある「他人と比較しないだけで幸せになれる」の言葉には強く共感し、私もそうありたいと思わされた。
実際に読んでみると、今の自分の生き方にも取り入れたいと思える考え方が多かった。中でも特に印象に残ったのは、「他人と比較して得られる優越感は愛されたいという代償であり、比較する人は愛されていない」という一節だ。私は普段から人と比べてしまう癖があるが、その根本には「愛されたい」という欲求があるのだと気づかされた。これは幼少期の経験も影響していると思うが、過去に囚われ続けても癖は変わらない。むしろ、その経験を持つ自分だからこそ、人を愛することができるのだと感じた。
自分を愛せれば、他人と比べる必要はなくなるだろう。共感できる部分が多く、学びも深かった一冊であり、これからも繰り返し読みたいと思える本となった。
-
第1部 他人と比較しないと、こんなに生きやすい(定年は競争社会・他人との比較からの解放です;劣等感をもつと幸福についての画一主義に陥る-)
第2部 60歳から幸せになる人、惨めになる人(「べき」の暴君になるな、負けるな;人を誉めることにケチにならない-)
第3部 死んでも不幸を手放さない人たち(満たされない基本的欲求に立ち向かう;欠乏動機で動くのは危険-)
4部 他人や悩みに殺されない生き方をしよう(幸せになれるパーソナリティーとは;他者に自己を委ねると、心が破壊される-)
第5部 心も身体も健康に生きるために(身体の不調は心の不調からくるものもある;インポテンツを克服する〜2026年2月再読 -
今まで加藤先生の本に関しては例外なく共感しまくりだったけど今回はちょっと違った。
中には違うんじゃない?と感じる箇所も。
自分もいろんな本を読んできて違う考えを持ってきたためかと。
著者プロフィール
加藤諦三の作品
