- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344991323
感想・レビュー・書評
-
不思議研究所所長、森田健先生のインタビュー本。インタビュアーは作家山川健一。2008年幻冬舎刊。
まあ、もりけん先生が饒舌に喋る喋る。内容は今までの著書で書かれた内容がほとんどなのですが、もりけん先生が話上手で、著書よりも面白く読めました。読み終えるのも早かったですしね。
内容よりも驚いたのが、山川健一という人にあまり知識が無く、ロック系の内容を書いている作家というイメージしかなかったのですが、精神世界の著書もあり、もりけん先生と同じくアメリカのモンロー研究所で体外離脱体験もしていた、ということでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いわゆる”とんでも本”だけど、結構面白かったし、
森田さんが『実体験」「直接聞いた話」として話しているのと
それに自分なりの解釈をつけているので、
ある部分はそうなのかも、と思わされる。
「今の世の中はがんじがらめの歯車のようなものだ」と
「自分は結果だ」
が印象的 -
著者のことは全く知りませんでしたが、ある日自分が経営していたPCソフト会社を、突然不思議研究所に変えたというエピソードを読んで、かなり独特な人だなあと思いました。
空想科学読本の柳田理科雄風の人かと思いきや、また少し違う感じ。
世の中の不思議に興味を持っているのは一緒ですが、もっと宗教的な人のようです。
フィリピンに心霊治療を受けに行き、エア臓器を取り出される体験をしたとのこと。
見ている間は、本当に臓器が摘出されているように思えるけれど、術後に体重を調べたらほぼ変化なしだったそうで、説明を聞いてもなんだかよくわからず、とても謎めいた儀式のようでした。
ほかに、仙人になれるように、難しい道教修行を行ったり、テレポーテーションを試みたりなど、かなり理解できない奇天烈さを持ち合せている著者。
道教の始祖とされる老子は、やはり実在しないんですね。
彼の説く論理は、私にはかなり難解ですが、理系の科学的見地から培った自説はゆるぎなきものであるようです。
いろいろと説明が入りましたが、専門的すぎて自分にはさっぱりよくわかりませんでした。
充分理系公式などにあてはめて、実際計算のもとに論理を導き出しているようなので、あながち彼の支持するスピリチュアルなものをテキトウとかマユツバなどという気持ちにはなれません。
全てを理解したうえで判断しないと、物事の公平性は見えないのですから。
いろいろと勉強ができました。
ユングとともにフロイトの弟子だったエーリッヒ・フロムは、ナチの心理分析を行ったとのこと。
『自由からの逃走』で、「人間は本当は自由から逃げたがっている」と説いた彼。
男性が母性に引かれるのもそれが理由だろうとのことです。
演説上手で知られるヒトラーは、いつも夕方に演説を行ったそうです。
人の思考はその時間には疲れているから、すべて賛同する傾向にあるのが理由だとのこと。
心理効果も狙っていたんですね。
宗教には科学的根拠のある説明がつかないものが多いけれど、宗教修行を通じてあの世は信じているという著者。
災害が多いせいか、日本人は仕方ないとあきらめる傾向が強いそうですが、前世を引きずらないというのは次に行くためのいいステップだそうです。
未練を残さないことがよいわけですね。
中沢新一氏の説く論理の方が、まだわかる感じがしますが、特異ながらものびのびとした人生を送っている著者は、毎日がワクワクの連続だろうと思いました。 -
まあ、感想なし!
-
読んでみてほしい。考え方が変わるであろう。死んだ人に対する対応方法の提案には心が動かされた。
-
生まれかわりや魂、超能力などのスピリチュアルな疑問を一つ一つ自身で体験していく姿勢がいい。
-
読みやすかったし面白かった。
作者自身が元々あまりスピリチュアルな事に対して
懐疑的な部分があり、そうゆう事に対して物理的に解明
していこうというコンセプトが良い。
他の本も読んでみたいと思った。 -
題名でちょっと面白そうだな、と思って買ったみた。
だって死んだ後の世界なんて想像したくてもできなかったから
なんかイメージでも広げるきっかけになるかと思って。
でもこの本の内容は私にとって相当現実離れしててよくわからないし、
自分とその世界が離れすぎていて親しみが生まれず面白くなかった。
著者の実体験らしいけど、テレポーテーションとか体外離脱とか
信じられるけどやっぱり疑っちゃうよね。
自分も体験しに行ってみたら理解できるようになるんだろうか‥ -
09'0111
最初の10Pくらいの問題提起は面白かった。
あとは、よくわからん実体験ばっかだった。 -
あの世はどこにあるのか
森田健
幻冬舎(2008-12-19)