ストラテジストにさよならを 21世紀の株式投資論 (ゲーテビジネス新書)
- 幻冬舎 (2011年12月26日発売)
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感想 : 25件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784344992023
作品紹介・あらすじ
「株をやっているけどさっぱり儲からない」と嘆いている方は必読!市場が右肩上がりだった時代の投資法から訣別して、今の時代の新しい投資法を実践せよ。ユニークなレポートを配信することで知られるマネックス証券のチーフ・ストラテジストの著者による、目からウロコの指南書。
感想・レビュー・書評
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相場の方が勝手にブレる。自分はブレないこと。
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投資と株と広木隆が好きで10年遅れで追っかけ。当然情報は最新でないが、逆にこの10年で起きたことと併せて検証出来て面白い。
インテリジェンスが大事という見解には賛成だし研鑽は楽しいしそうしたいが、問題はどれだけそれに時間かけられるか。個人は皆仕事あるので。語り口が心地よくてちょっと気分が高揚しちゃって、ルービンさんに忠告されたって、なんだかもうわかった様な気になり攻めちゃう自分が一番危ないなと。 -
株式投資全般の復習になりました。
PBRの将来利益の考え方は新鮮で、ROE、PBR、PERの関係性が参考になりました。 -
素人にもわかりやすく投資理論が説明されている。繰り返し読みたい。
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ライトな株式投資本。すぐ読み終わった。
国内外資のファンドにいた人の目線での投資本。
理論的な事もわかりやすく書かれてて良かった。 -
マネックス証券の広木隆のレポート。投資において理論は重要。
手書きチャートをつけると体に覚え込ませることができる。
日経新聞電子版。オンラインニュースのほかに投資情報に特化した「マネー」というタグがある。
市場の均衡が崩れると、その後に大きなショックがおきる。リーマンショックに先立つ兆しがあった。理論通りにならない市場現象。
売却基準を設ける。トレーリングストップなど。
恐怖指数(VIX指数)でヘッジする。
相場が勝手にぶれる。自分はぶれない。 -
投資について新たな視点でみえてくる。が、書いてある理論面はかなり難しい。個人投資家の心情と本質をつく一冊
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安かったら手元に置いてたまに読みたい。投資のマインドというか世界の見方として読めるし、エッセイ的な読み物としても面白い。
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著者は、マネックス証券のストラテジストである広木隆氏です。
あとがきで「従来から相場の世界で語りづがれてきた当り前の考え方を再構築して様々な角度から提示しているに過ぎない」と書いていますが、まさしくそんな内容です。
ただ、確かに具体的なタイミングとか銘柄選びの方法とかはストラテジストだから不要だとは思いますが、「安く買って~」と説明しているのだから、この部分の説明は少しくらいあっても良かったのでは、とは思う。
【なるほどな点】
・情報をどう活かすかという投資の智恵(インテリジェンス)が大切
・投資において理論はとても重要である。
・唯一確かなのは、確実なものはないということである(ロバート・ルービンの4原則)
・愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(ビスマルク)
・位置を知るためチャートを使う
・安く買って、設定より下がったら迷わず損切り、上がったら持ち続ける。(Buy & Hold or Sell)
・株式では夢を見ない。(株式以外の)人生で夢を見る。 -
お金
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著者の語り口が説得力あり、また、文章も上手くテンポ良く読めた。
内容は普通だが新書なので仕方ないと思う。
VIX指数を元にしたETFの説明は良かった。 -
著者はファンドマネージャーとしての20年間をフィデリティ、JPモルガンなどを渡り歩き、現在はマネックスのチーフストラテジストである。そんな著者からの個人投資家が負けてしまう理由の解説であり、そこから脱却する指南書となっている。まっとうな投資の本であるので、対応策は基本的なことを確実に実行することなのである。損切り・分散(業種・地域と期間)投資・余力を残す等、まぁ個人投資家にはこれが難しい訳ですが・・・。分かり易かったのはPBRの意味。PBRが1倍を下回っているのは割安なのではなく、将来の赤字による自己資本の毀損を織り込んでいるためであり、1倍を下回る会社が多い日本株は割安なのではなく、ただ安いだけというものであり、納得できる。
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特段変わったことが書いてあるわけでもない。
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取っ掛かりには良いのかも。
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「株式投資論」といいつつも、全く難しい話ではない。いや、わりと難しい箇所もあるけど、すごくわかりやすく書いてある。そして、株式投資はまったくやらない自分も、「なるほど」と思うところが多い。「長期投資」を真っ向否定する根拠がなんとも正論で納得。
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「投資において理論はとも重要である」とありますが、そこが上手く書かれていると思います。
シンプルに成長に投資すること、そして自分がブレるのではなく、相場がブレるということで、投資を続けていきたい。 -
分かりやすく、腑に落ちる。
世界の流れは日々変わっているが、
本質の部分は変わらないのだと考えさせられました。 -
先月までは年度末ラッシュで殺人的な業務量をこなしていたため、活字を読むのなんて不可能であったのだが、新年度になって落ち着いて来たので、2012年度最初の読書である。
個人投資はなぜ儲けられないかという問題意識を、これまでの投資理論を振り返りながら明らかにしていく一冊。
僕自身は個人投資家でもなければ、もちろん機関投資家でもない。しかし、投資家でなくとも株式の理屈や経済動向について参考になるとの書評を目にして読んでみることにした。
基本的にはよく知れた株式理論がわかりやすく解説されており、 個人投資家が儲からないわけではなく、機関投資家が膨大な量のデータを基に投資活動を行ってもそう簡単には儲かるものではないとのことだ。
ただし理論は必要であるため、正しい投資理論を駆使して相場の波に乗ることが大切であると説いている。このあたりは、ICSの楠木教授の『ストーリーとしての競争戦略』でも語られており、しっかりと引用もされていた。
株価や経済の成り立ちをちょっとかじってみたい人にも、これまで我流で投資活動を行ってきた方にもおすすめの一冊だ。 -
マネックス証券チーフストラテジストの広木隆さんが個人投資家向けに自身の投資哲学を語ったのがこの本。
対象となる投資対象は国内株式。投資スタイルはファンダメンタルズに基づく長期投資を前提としています。内容は実にストイック。
一般的に、個人投資家が取るべき手法として、株式の長期保有やドルコスト平均法を推奨することが多いのですが、筆者はその″罠″を指摘し、長期投資におけるロスカットと機動的な銘柄の入れ替えの重要性を説いています。
また、世界経済の大局観を持つこと、株式投資の基本的な評価手法を
″基本に立ち返り、徹底的に、深く、その意味を理解するまで学ぶ″
など、要約すれば当たり前のことを当たり前にやることこそが投資の王道と語っております。
極め付けの金言は
″必要なのはインテリジェンス″
″相場の方が勝手にブレる、自分はブレないこと″
なんちゅーか、ここまでいくとハードボイルドな趣きすら感じますね。筆者にとって、投資は単なる金儲けの手段ではなく、まるで人生をかけた修行のようです。
ちなみに、精神論ばっかりではなく、VIX指数連動型ETFを活用したリスクヘッジ手法や、アクティブファンドのパフォーマンスチェックによって相場変調を捉える手法なんかは即実践で役立ちそうです。
株式投資にそれなりの時間とお金と労力を使える人にとっては折に触れて読み返したくなる良書だと思います。
著者プロフィール
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