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- Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344997684
作品紹介・あらすじ
いま会社からサービス残業を強いられて不満を溜め込んだ労働者が、未払い残業代請求の訴えを起こす例が増えている。その背景には、「過払い金請求バブル」がもうすぐ終焉を迎えることも影響している。法改正により新たな過払いが発生しないことで、彼らが次に目をつけたのが未払い残業代請求だ。今後、法律事務所が未払い残業代請求を喧伝し、労働者の意識を過剰に煽ることが考えられる。そうなると、過払い金請求のときと同じく「未払い残業代を取り返せ」という労働者の機運が一気に高まるだろう。その兆しがすでに現れてきているのだ。
感想・レビュー・書評
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この本は経営側からみて、労働者をタダ働きをさせても決して良いことはないですよということを言ってくれている。給料に見合った賃金を払わなくても、労働者も表立って会社と対立すると損するので不満は持ちつつも受入れてしまう。しかしこれが限界に達したり、理不尽な解雇があると、会社側を相手取り訴訟を起こされる。特に会社に不満を持っている人間というのはそういったことだけは用意周到に証拠を残したりしているので、管理できていない会社側は泣き寝入りするしかなく、結局タダほど高いものはないということを言っているのである。
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