醜い日本人 新装版: 日本の沖縄意識

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  • サイマル出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784377310658

作品紹介・あらすじ

戦前・戦中・戦後にわたって沖縄が負ってきた歴史的差別の重さと痛みを徹底的に追求し、本土日本人の偏見と無知、驕れるひの醜い姿勢を事実をもって告発した痛憤の書。

感想・レビュー・書評

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  • 復帰前の原稿なのに、指摘している内容が現在も通用するところに、一番のおそろしさを感じました。
    著者の先見性ではなく、現在の構造がいまだに踏襲され、再生産され続けているところにです。

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著者プロフィール

1925年、沖縄県久米島に生まれ。1945年、沖縄師範学校在学中に鉄血勤皇師範隊の一員として沖縄守備軍に動員され沖縄戦に参加、九死に一生を得て生還。戦後、早稲田大学を卒業後、米国シラキュース大学大学院でジャーナリズムを学ぶ。修了後、琉球大学社会学部で教授として研究・指導を続ける。1990年、沖縄県知事に就任、2期8年務め、平和・自立・共生をモットーに県政を行う。「平和の礎」や「新沖縄県立平和祈念資料館」「沖縄県公文書館」などをつくった。2001年、参議院議員(1期6年)。知事退任後、大田平和総合研究所をつくり平和研究を続ける。現在は同研究所をもとに設立した特定非営利活動法人・沖縄国際平和研究所理事長。

「2014年 『辺野古に基地はいらない!オール沖縄・覚悟の選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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