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- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784378007861
作品紹介・あらすじ
ホリス・ウッズとはひとりの赤ん坊が捨てられた場所、その赤ん坊の名前。芸術家で今は十一歳の少女。里親から里親へたらいまわしにされたホリス・ウッズは、山のようにめんどうをおこす子。家族になろうと申し出たリーガン家からさえ逃げだした。けれど、老いた彫刻家ジョージーとのふたりだけの生活を望み、冬の山荘に隠れ住みながらも、ホリスの心は、みずから去ったリーガン家のスティーブンやおやじさんたちとの夏の日々にもどっていく。その忘れがたい数々の瞬間の意味を、描きためた絵の中に見いだしながら。2003年ニューベリー・オナー賞受賞。
感想・レビュー・書評
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翻訳であることを感じさせず、すんなりと話に入っていけました。でも私が原文の語調から受け取ったリズムと少し違った(いい悪いではなく、違ったというだけ)。美しいお話という印象は原著と同じ。
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ホリスは生後1時間で捨てられた女の子。11歳の今も、里親のもとを転々としている。絵を描く才能に恵まれながらも、社会の隙間に落ちこんだ少女の孤独と、幸福への願望を描く。ニューベリー・オナー賞受賞作。
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