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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784378014869
みんなの感想まとめ
アフガニスタンの不安定な情勢の中で、少女ジャミーラが直面する試練と成長を描いた物語は、現実の出来事に基づいたフィクションです。作品を通じて、アフガニスタンの一般市民、特に女性たちの厳しい生活や文化、イ...
感想・レビュー・書評
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イスラム教、宗教も色々問題ありだわ…
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アメリカがアフガニスタンに侵攻した直後に起きたこととして書かれたフィクションだが、実際にあった事件がもとになっているらしい。
読んで、アフガニスタンの一般市民の窮状、生活の中のイスラム教、スカーフ、チャドリなどの効用など、女性たちの生活もわかって、勉強になった。
〈本から〉
チャドリを着て、ソラヤとカブールの町に出ると、自分が
なぞめいて見えるのがわかる。男たちは、わたしを見ると
うなずき、道をあける。わたしは、網目のあいだから相手を見ているのに、男のほうからは、わたしの体の何ひとつ見る
ことができない。たとえ精神をわずらった男でさえ、わたしをみだらな空想の対象にすることはできないのだ。
「もし、自分が美しくないと思ったら、少なくとも、よい
人間になるよう努力しなさい。そうすれば、みんなは、きっとみとめてくれる」 -
西欧化が急速に進む一方で不安定な情勢の続くアフガニスタンでイスラムの教えと病死した母さんの教えに忠実に生きようとする少女ジャミーラですが、頼りの父さんは戦争の悲劇に見舞われたとはいえあまりに情けなく、読んでいてイライラさせられました。過酷な状況の中、くじけそうになりながらも母の教え通りよい人間でいようとするジャミーラがあまりに不憫です。床の上で縮こまるようにして眠っていた少女が孤児院の教師として独り立ちしていこうとするラストには本当にほっとしました。
風習とはいえ女性がベールをしていないだけですれ違いざまに胸を触っていくというような不躾すぎる男性の態度には仰天ですが、ジャミーラを含め、継母や孤児院の女教師たちのタフさには拍手したい気持ちになりました。 -
アフガニスタンで暮らす少女は母の死後,父とともにカブールへそしてそこでは継母にこきつかわれ,あげくのはてには孤児院へ・・イスラム教・アフガニスタン・タリバン・・・テレビのニュースで耳にする言葉だが,はたして日本にいる私たちにはどのくらいのことがわかっているのだろうか・・・この本を読むと少しは見えてくるだろうか・・とても読みやすい本なので,たくさんのヤングアダルトたちに読んでもらいたいと思いました。そしてどんな読後感を持ったか一緒に話をしてみたいな・・・
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