希望の学校: 新・生きのびるために

  • さ・え・ら書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784378014982

感想・レビュー・書評

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  • 『さすらいの旅』では『生きのびるために』で感動の再会を果たした父の葬儀から始まった。『さすらいの旅』で新しく作った家族、再会した家族の誰かが死んでいたらどうしようと思いながら本を開いたら、パヴァーナがテロリストとして捕まっていて、意味がわからなかった。

    戦時下のアフガニスタンでは誰がいつ死ぬかわからないし、パヴァーナやアシフが死なないかとても心配だった。
    タリバンが出てこなくても、アフガニスタンには女性蔑視に染まりきっている普通の人達がわんさかいて、女性の権利を求めて行動を起こすアクティビストを拉致して、集団で拷問の末に殺害するということは、たぶん珍しいことでもないんだろうな…

著者プロフィール

デボラ・エリス/作
カナダ・オンタリオ州在住。作家、平和活動家として世界中を旅行し、戦争、貧困、病気、差別などによって困難を強いられている子供たちを取材している。戦乱のアフガニスタンを生きぬく少女を描いた『生きのびるために』『さすらいの旅』『希望の学校』(いずれもさ・え・ら書房)は、世界17か国で出版されている。その他の作品に『きみ、ひとりじゃない』(さ・え・ら書房)など。

「2017年 『九時の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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