ニット帽の天使: プロイスラ-のクリスマス物語

  • さ・え・ら書房
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784378015200

感想・レビュー・書評

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  • キリスト教徒ではないので、よく分からない内容があるけれど、訳者の吉田孝夫さんがはじめにーで詳しく説明されてるのでとても助かった。クリスマス前のこの時期に出会えて感謝します。雪深いボヘミアから天使に導かれて、あっという間にベツレヘムの家畜小屋を訪れます。いろいろな人達が赤ん坊のイエス、マリアやヨセフに出会い、素敵な奇跡が起きるのです。心が温まります。

  • ああ。プロイスラー大好き。しかも冬に、クリスマスの時期にぴったりのお話たち。ほかほか、というほどでもないんだけど、じんわり温かくなる。温めてくれる。キリスト教のことは知らないことも多くて難しいけど、訳の吉田先生のおかげで少しわかってありがたい。正直な人、優しい人が報われるお話はやっぱり嬉しい。こういうお話こそ何度も読みたい。

  • なんて気持ちのよい物語たち、なんて気持ちのよい文章なんでしょう。
    登場するのは、ボヘミアの地で毎日を精一杯生きている、ごく普通の、ただし心の清らかな庶民たち。そして、天使や赤子のイエスさまや、マリアさま、東方の王様たちとの関わりによって邪悪な者も清らかになっちゃう。
    こんな物語を紡ぎ出すプロイスラーはすごいですね。

  • (図書館員のつぶやき)
    寒い日に良かですよ。ちょっと温かいほっこりした気持ちになります~天使~奇跡~
    真っ白い雪の世界が見えてくるかも知れません♪読んでみらんですか。

  • クリスマスにまつわる心温まる短編集。
    ボヘミア地方の冬、天使が人々を夢の中でベツレヘムへいざないます。

  • クリスマスでのキリスト誕生の話である。ベツレヘムの話をした小学校の授業での子どもの話がリアル。

  • 深い雪につつまれたボヘミアから星に導かれてベツレヘムへ
    飼い葉桶のイエスさまにお目にかかるために

    『大どろぼうホッツェンプロッツ』のプロイスラーが
    ふるさとボヘミアの人たちを描く7つのクリスマス物語集

    原書は1985年刊
    1987年にドイツの「カトリック児童文学賞」を受賞した佳品

  • 【収録作品】第一話 ニット帽の天使/第二話 ほんとうのベツレヘム/第三話 二本の松葉杖とおさらば/第四話 草原を越えて-そして左へ/第五話 お支払いはきっちりと/第六話 ムーア人の王さまの冠/第七話 こおろぎのうた 
     はじめに、と、訳者あとがきが親切。

  • プロイスラーのクリスマス短編集。ドイツに伝わるキリスト教のクリスマス習慣にちなんだものが多く、日本人にはちょっと馴染みが薄いものが多い。ドイツ語の文法やスペルが出てくる短編もあり子どもが読むのは難しいのでは?
    クリスマスの心洗われるお話が多いだけに残念。

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