坂の上の図書館

著者 :
制作 : 羽尻 利門 
  • さえら書房
3.48
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  • 本棚登録 :87
  • レビュー :14
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784378015514

感想・レビュー・書評

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  • 小学5年生の春菜は、母と自立支援センターで暮らすことになる。隣にある市民図書館に行った春菜は、生まれて初めて図書館で本を借り、本の楽しさを知る。

    なぜ、主人公が住むのが、自立支援センターという設定なのかと思ったが、この設定の方がより本との出会いが必要となるのだと思った。

    図書館に関する説明が、少しくどいというか、説明口調だなぁと思ったら、作者は図書館司書なのですね。納得。

    児童書だから仕方ないと思うけれども、大人がこうであったらいいな、という登場人物やストーリーになっているように感じました。私も図書館と本が好きなので、春菜のような少女が本を知り、本の魅力に取りつかれ、このように元気な心を持つようになってほしいと思いますが、この話はうまくいきすぎ感が強いように思いました。

  • 家の隣に図書館あったらよいなーー

    5年生で図書館と出会った春菜。
    環境や友だちで生きかたが変わることもある。

    元司書さんが書いた本なので、読書案内でもある。
    続編もあるようなので読みたい。

  • 母とふたりで自立支援センターに住むことになった5年生の春菜

    人に自分の気持ちを伝えることが苦手な春菜は、ふとしたきっかけでとなりにある市民図書館に足を踏み入れる

    生まれてはじめて入った図書館で出会った司書の丸山さん、まわりを気にせず接してくれるクラスメイトの佐久間さん、そして読めるようになった何冊もの本が春菜をすこしずつ変えていく

    『ちいさいおうち』『白い馬をさがせ』『あしながおじさん』など、春菜が読む実在の本の魅力がさりげなく書かれていて、ブックガイドにもなっている

  • 小5の春菜とお母さんは、自立支援センターあけぼ住宅に引っ越してきた。
    坂の多い町だった。これからお母さんは仕事を見つけて、頑張ってお金を貯めて、自立して生活していけるようにならないといけない。
    春菜も留守番多くなる。あけぼの住宅の近くに市立図書館があった。はじめて図書館へ行って、お話会で絵本を借りた。

    それまで勉強も遅れていたけれど、本を読む事と、先生の特別授業とで学力もついてきた。友達もできた。

    出てくる本が、結構、児童書の中でも古典的なのがきになるけど、少しづつ、読書力がついていってるのはわかるラインナップ。本人の心の成長とともに学力、読書力が成長。

  • 家庭に事情のある主人公の女の子は、図書館を知って成長していく。詳しく描写はされていないけれど、他にも家庭に色々な事情がありそうな子達が登場する。
    実在する児童書が出てくるので、知らない本はちょっと読みたくなる。

    一昨年くらいから9月1日の新学期を前に、「学校が始まるのが死ぬほどツラかったら図書館においで」という話題が上がるようになったけど、今年も数日前に話題になっていた。作者の方は図書館司書だそうだけど、主人公のように居場所を見つけて欲しいというのは切実な願いでもあるんだろうな、と思った。
    この本を読んで、こんな場所(図書館)もあるんだよって知って欲しい子達に、この本が届くのは中々難しそうな気がしてつらい。

  • 【図書館】小学五年生の春菜は、お母さんと自立支援センター『あけぼの住宅』で暮らすことになった。あけぼの住宅の隣には市民図書館があり、春菜ははじめて図書館に入った!友達や図書館司書、本との出会いが春菜を成長させていく。席替えの話や外国の物語ばかり読んでいたところは私と一緒だな、感じた。

  • なるほど、著者は図書館司書経験者。
    ちょっと狙ってる感があるかしら。

  • 本を読む=新しいことを知る。
    主人公の春菜やおかあさん、佐久間さん、清水くんなど、他の人より大変ですが暗くならずに「自分の出来る事を頑張って」います。
    春菜が本を読んで司書さんや佐久間さんと話せるようになったり、自分の意見を言えるように成長できたところが良いなぁ。

  • 2017.1.31
    なんだか良いね、この本

  • 本や、図書館、司書など、主人子の女の子を良いほうへ進むように手助けした本だと思いました。
    主人公の女の子のような今つらい状況にある子どもたちが読むことで、希望の光を感じられるんじゃないでしょうか。
    何もかもうまくいきすぎているかもしれませんが、希望の光を感じることで、子どもたちに少しでも前に進む力を与えてくれる本だと思います。

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