- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784378041124
作品紹介・あらすじ
ナイル川の流れにそってくだれば、その岸にならぶ壮大な建築物-神殿、教会、モスク、ピラミッド、とりでなど-だけでなく、人びとの住む多くの村、いくつもの港のにぎわいをながめることができます。ヌビアの兵士、エジプトの農夫たち、カイロの街並みなど、さまざまな地域のさまざまな日常の生活習慣をのぞいて見ることもできます。あなたがたはまた、クフ王の葬儀、伝説的な富をほこるメロエ王朝の戦勝記念行事や、テーベのルクソール神殿の当時の美しさをまのあたりにし、おしよせる現代のツーリストの波にも目をみはることでしょう。この川の旅にはまた、人間の世界とは別の、流域に住む動物や鳥たちを観察するたのしみもあります。
感想・レビュー・書評
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迫力満点で、よくここまで細かく描けるものだと感心します。
ナイル川の歴史がよく分かります。
絵で見るナイル川ものがたり ― 時をこえて世界最長の川をくだる
2004.01発行。字の大きさは…大。
ケニア、ウガンダ、タンザニアに囲まれたアフリカ最大のビクトリア湖から流れる白ナイルと、エチオピア北西のタナ湖から流れる青ナイルが、ハルトゥームで合流してナイル川となりアスワンを経て地中海へ流れる7000㎞にのぼる世界最長の川の物語です。この絵本は、その場面を14ヶ所描いたものです。
エジプトは不毛の砂漠地帯ですが、毎年夏のナイル川の増水で水に覆われる地域には河土が運ばれて堆積し、農耕や灌漑が可能になります。この増水を利用して農地の周りに水路を設けて水を貯め。水運を利用して石や、奴隷や、物資を運び。水辺のパピルスを利用して船から紙までいろんなものを作ります。この恵みで歴代の王朝は、ピラミッドの建設や、アレクサンドリアなどの都市建設を行って来ました。
【読後】
この絵本の大きさは、B4用紙ほどの大きさを横に使って見開きで、14の場面をカラーで描いています。迫力満点で、よくここまで細かく描けるものだと感心します。ナイル川を知ることは、エジプトを知る事になるということを知りました。
文は、アン・ミラードさん。絵は、スティーブン・ヌーンさんの本を読むのは、「絵で見るある町の歴史―タイムトラベラーと旅する12,000年」についで2冊目です。
31ページ
2021.08.09読了
★★★☆☆
絵で見るある町の歴史―タイムトラベラーと旅する12,000年 2021.08.09読了
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昨日の夜ごほん。図書館から借りてきた中から息子が一番に持ってくるだろうなーと思っていた本だったので、ビンゴ!と喜び合いました。どんなに現地で感じたいか、映画のような人生を送りたかったか、子どものときのままの夢見る様子で語りかけました。息子の中のナイル川、時間と空間を超えて広がったかなー?この本では周辺の国々との争いや服装の違いの話もできて楽しかったです。
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ナイル川をさまざまな年代を経ながら下っていきます。
人々の日常がカラーイラストに細かく描き込まれていて、眺めているだけで世界に引き込まれます。
必要最小限の説明文もとても分かりやすい。 -
図書館本。ナイル川を南から北に下りながら、歴史上のポイント地点をおさえてます。年代を追っていないので、ちょっと混乱。小学1年には難しい。が、エジプトに熱い長女は見いってました。
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