ボクが東電前に立ったわけ

著者 :
  • 三一書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784380110016

作品紹介・あらすじ

3.11大震災と原発事故、最悪の事態が続くなかに見出した希望-脱原発をめざし、動き出した若者たちのドキュメント。

感想・レビュー・書評

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  • 1981年生まれの作者が震災後、東電に対する直接抗議行動やデモなどをどのように展開していったかが書かれている本。震災対応の「前へ!」を読んで読みたくなった。 原発をなくそう!、おかしいことに対しておかしい、と直接行動につなげていること、なかなかさすがだと思った。(ちなみに僕はやはり震災後に直接なアクションには随分と動けなかった)

    この本の中にも記載されている、政治や社会を変える方法として、選挙などの間接行動と、街頭デモや責任者に対する抗議行動などの直接行動があり、海外ではそうした直接運動がもっと根付いている、政治・経済体制は変えられるという確信をもっている、という点は共感を受けた。 本当の意味での民主主義のベースが異なる、と。 

    社会を変えるために行動した、また一人の勇者の本だった。

  • 著者の園良太氏、1981年生まれで、現在フリーター。
    何か特別な経歴を持っているわけではなく、きっと普通の若者。
    その若者が福島原発事故に怒り、デモなどを通して感じたこと、考えた事を、とても分かりやすく書かれています。お薦めです。


    http://glorytogod.blog136.fc2.com/blog-entry-986.html

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