稲とはどんな植物か: コメ再考 (三一新書 1124)

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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784380950216

作品紹介・あらすじ

稲と米について、本当に知っているだろうか。植物として、食糧として、文化として「米」を再考し、理想の稲作への方向性を示す待望の本。

感想・レビュー・書評

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  • ジャポニカとインディカがこんなにややこしいとは・・・
    そもそも、陸稲と水稲が変わらないとか。
    でもワイルドライスは別物だったり。

  • タイに行く前。タイのホテルで。タイから帰って来た後。少しずつ読みました。分かりやすいように書いてあって、読みやすかった。

    ジャポニカやインディカの分類、稲がどのように伝播したか、そして古代の稲作。色々な研究で分かってきつつはあるけれど、確定はしない部分が多い。でも、昔の人たちの生活や稲を想像するだけで、十分に楽しいし、そこにロマンがある!あとは、本書の後半で記述されてた「雑」を認めるのが日本人は確かに苦手だということ。日本人はどこかで無意識に雑なものに違和感を感じてしまう気がする。稲も人も多様性を認めなきゃ。

    やっぱ稲の研究すれば良かったかな…

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著者プロフィール

1952年生まれ
京都大学大学院農学研究科修士課程修了
総合地球環境学研究所副所長・教授 農学博士
序章執筆
主 著 塩の文明誌(共著,NHKブックス,2009),イネの歴史(学術選書,2008),よみがえる緑のシルクロード(岩波ジュニア新書,2006),稲の日本史(角川選書,2002)など


「2010年 『麦の自然史 人と自然が育んだムギ農耕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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