販売成約120の秘訣

著者 : ジグ・ジグラー 伊田修 萬代英明

• 産業能率大学出版部 (1985年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[jumpei-6さんの感想 · 2009年12月29日]

まず、120というのはやめてほしい。ありすぎやろ。
覚えられん。

原作のタイトルは、"Secrets of Closing the Sale"

クロージングに焦点を合わせながらも、販売の全プロセスに適用できる心理と手法を明らかにしている。
営業の全過程を細分化しているので、新人営業マンにとっては完璧なガイドブックである、らしい。

120も今覚えて実践するのは厳しいので、入社してからまた改めて読もう。

ただ、全体としてのメッセージは、【基本に忠実であれ】ということ。

やはり、当たり前のことをやることが一番大切なわけか。

既に働いている人にはおすすめ。
まだ時間セレブな人は『論語』や『人を動かす』をじっくり読んでほしい。

＊＊＊

見込み客は、あなたの倫理の精巧さよりも、あなたの信念の深さによって説得されるもの

商品を売るのではない。商品がもたらす効用を売るのだ。

派手な成果を上げるには、どんな場合でも地味な準備が必要。

ビジネスの成否は「外側」では決まらない。あなたの考え方次第で決まる。