- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784382056053
感想・レビュー・書評
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左遷の・・・というより、不遇の、とか失意の・・・という感じがする。ところどころ読み飛ばしたが、読んでいて頭が垂れる本。
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逆境にあるとき、沈黙のうちに心を自分に向け、他人の判断に胸を騒がせないのは決して小さな賢明ではない。
今が最悪だといえるときは、まだ最悪ではない。
苦しみつつ常に希望を抱け。永久の定住を望むな。この世は巡礼である。
タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。 -
【入手元】
図書館で借りた
【概要】
・えらくなるには闘病・浪人・投獄が必要とのこと。
・昔の本ということで、古臭いところもあるし、今でも活かせるところもある。(半々くらい?)
【詳細】
(1)闘病
・この章は、まだ自分には響くところはなし。(まだそこそこ若いので)
(2)浪人(浪人=失業みたいな定義)
・浪人中はプライドを持つべし
・喜怒哀楽は表面に出すべきではないというのは誤解
・利益は目的ではなく結果。世の中に必要なら世の中が拾い上げてくれる。経営者は世の中に必要かを厳しくチェックすべし。
・浪人中は10年辛抱する。友人もふるいにかけられる。
・浪人中は宗教のこととか勉強するべし。
・「長」は、(1)自分の仕事をよく知る。(2)会社の全部を知る。(3)人間性を深める。
・マクベス:「嵐の中でも時は立つ」
・青年を教育。育てる。晩年は教育者になる。
(3)投獄
・禅:何事にも動じない信念を持つことが肝要。幸福は緊張感のうちにしかない。懸命の努力の中にのみ幸福の充実がある。
・人生はリハーサルの時間もなしにそれぞれの役割を演じなければならない劇です。それだけにぶっつけ本番の面白さもあるが、どんな人でもいくばくかの後悔は付きまとうものです。
(4)左遷
・どんなポストでも100%にも150%にも使いこなす人物がいると思うと、20%にも使えぬ人間もいるのです。
・「出世に使えず、仕事に使える」のがプロの心意気
・人は過ちを犯し、後悔し、自分を切り刻むからこそ、実は「人間的」なのである。
・T.S.エリオット:会社のあと、10時~12時まで勉強をしてノーベル賞をとった。 -
「将ラズ、迎ヘズ、応ジテ蔵セズ」という言葉が、最も心に残りました。過ぎたことや、これから起こるかもしれないことに必要以上にとらわれることなく、いまこのとき、に注力したいと思いました。
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石原慎太郎さんの書で参考とされていたうちの一冊。まずは図書館で借りたが、初版が昭和53年ということで約30年前の本。でも中身は十分すぎるくらい現在にも通用する内容ばかり。
で、Amazonで調べるとなんと復刻されているではありませんか。(早速購入)
・つくづく自分は勉強が足りないと感じた。本書でもいろいろと参照しているので、かじっていきたい。
・何はなくても快便通が基本。偉い人でも快通剤(快便のためのクスリ)とかアロエとか工夫されていたんですね。さっそくアロエ入りのヨーグルトをたしなみました。
日々の業務に追われる私たちですが、何に追われているのか。
もう少し、人間を磨かないといけないことを痛感した一冊です。 -
章名にひかれて購入。
1.闘病
2.浪人
3.投獄
4.左遷
5.挫折からの脱出
「TAKARIの哲学」といった内容。00年06月読了。 -
アイドルが不祥事を起こし謹慎となったニュースを報じた番組で、コメンテーター(解説員)の方がこの本を取り上げていました。
ロングセラーとのことでしたので、早速入手し読んでいます。逆境における心構えを確認したいと思います。