経営戦略概論―戦略理論の潮流と体系

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  • 産業能率大学出版部
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784382057302

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  • 経営学の理論発展を紐解いた1冊。すでに既知の内容も多かったが、最終章の「果たして経営学は本当に有用なのか?」という問いに対する答えが秀逸だった。
    著者曰く、研究とは、
    研究...何かのメカニズムを見つけるために行うものであり、特定の切り口から(つまり一定以上の要素を切り落とした上で)分析を行う行為
    であるのに対し、実務とは、
    実務...相反する理論を内包するシンセシス。「現在vs将来」「一貫性vs柔軟性」「集権vs分権」などのトレードオフを抱えている
    とのこと。つまり、特定の理論で全てを説明することはそもそもが難しく、複数の理論が相互補完的に成り立っていることを理解した上で、経営に生かすことができるのであれば、経営学は有用である、ということになる。これにはすごく納得させられた。

  • ・経営戦略の潮流と、潮流が生まれた歴史的背景がまとまっている名著
    ・内部分析→競争環境分析→ポジショニング学派→RBV学派、それぞれが生まれた歴史的背景と、それらを踏まえて企業運営上の難しさ(=4つの背反性のマキシマムポイントの取り方)が言及されていて、どんなケースでも想定したい論点が山盛り

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著者プロフィール

経営コンサルタント、(株)XEED代表

「2013年 『経営戦略論入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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