箱館戦争 北の大地に散ったサムライたち

  • 三修社 (2006年11月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784384041019

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プレミアム

みんなの感想まとめ

榎本武揚を中心に描かれた箱館戦争の物語は、彼の留学時代から降伏に至るまでの過程をテンポよく綴っています。読者は榎本の夢や無念、そして彼が直面した困難に共感しつつ、戦争の悲惨さや有能な人々の死を思い起こ...

感想・レビュー・書評

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  • 蝦夷共和国 独立していたら、日本が分裂していた可能性があった。英国系明治政府とフランス系蝦夷政府。しかし、蝦夷共和国には将来性があっただろうか。箱館住民を参加させない(支持もない)国。遠かれ西郷の薩摩と同じにつぶされただろう。
     そもそも明治維新自体西欧の空白の10年(1853年ペリー~1868年)に成し遂げられたもの。当時西欧では、
    1853~56クリミア戦争(英仏トルコVSロシア)、1866年普墺戦争 続いて70年普仏戦争と戦争が続く。
    フランスはナポレオン3世で、上記戦争に参戦しつつ、中国にアロー号事件、ヴェトナムに進出、しかし、メキシコ進出に失敗し、本格的に日本進出に乗り出せなかった。
    アメリカも日本に最初に手を付けたのに61-65年南北戦争
    イギリスも1957-59 インド大反乱で、傀儡薩摩長州を足掛かりに日本植民地化もできなかった。
    さらに中国では、51-64に太平天国の乱がおきている
    ロシアは、1853~56クリミア戦争、77年露土戦争
    列強は、それぞれ忙しく、戊辰戦争は、英=薩長 VS 仏―幕府 の代理戦争にまで発展しなかった。また、フランス軍が蝦夷共和国に10人足らずの士官しか派遣していない。英仏が本格的な軍隊を派遣していたら、日本は独立を維持できなかっただろう。榎本もフランス軍が乗り出す前に早々降伏したので、北海道が維持できた。
    榎本の国際感覚で、国内の内乱は列強に付け入らせることとなるから避けるべき、とは見通せなかったのだろうか。
    蝦夷地の開発をして、天皇に貢献というのはあまりに空論で、単に意地を張ったというだけであろうか。

  • 榎本武揚の夢破れ、無念・・・
    なぜ会津での悲惨な戦争後もこんなに争わなければなかったのでしょうか?
    薩長政府には納得できません。
    戊辰戦争~会津戦争と有能な日本人が多く亡くなっています。
    榎本の蝦夷政府が成功していたらどうなっていたのでしょうか?
    私は榎本を尊敬していますが、抜けている点が多々ありました。
    もっと早く江戸を出立していれば、開陽丸さえ沈まなければ、など思いますが、しかたがありません。
    榎本ら薩長と戦った人たちのことを思うと涙が出てきます。

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著者プロフィール

星 亮一(ほしりょういち)1935(昭和10)年仙台市生まれ。高校時代を岩手県で過ごす。一関一高、東北大学文学部国史学科卒。福島民報記者を経て福島中央テレビに入りプロデューサーとして歴史ドキュメンタリー番組を制作。著書に『会津藩燃ゆ【令和新版】』『天才渋沢栄一』『奥羽越列藩同盟』『武士道の英雄 河井継之助』『斗南藩』『呪われた戊辰戦争』など多数あり。また20年余に渡り戊辰戦争研究会を主宰している。

「2021年 『星座の人 山川健次郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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