てにをは辞典

制作 : 小内 一 
  • 三省堂
4.21
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本棚登録 : 379
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (1824ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385136462

作品紹介・あらすじ

250名の作家の作品から語と語の結びつき60万例を採録。ひとつ上の文章表現をめざす「書く人」のための辞典。

感想・レビュー・書評

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  • 日本語の「結合語」の用例集辞書。この辞書で豊富な用例を読むうちに、紙幅の限られている用例には記載がないがこの言葉も確かに使える筈!と連想がひらめくのが不思議。
    「結合語」の用例は、例えば「肌」ならば「『肌』が『合う』」「『青白い』『肌』」「『朝の空気が』『肌』を刺す」などが記載されています。ちなみに前段の「連想がひらめく」も実はこの辞書から引いてきた用例です。
    本書の帯に「ひとつ上の文章表現をめざす『書く人』のための辞典」とある通り、そこそこ文章を書き慣れた人が調べて面白く、読んで楽しい辞書だと思います。
    (蛇足)
    ブクログのレビューの「読書状況」、辞書に関しては「読み終わった」を選ぶことが永久に出来ず、いつまでも「いま読んでる」が続きそうなのですが、さて、どうしたものでしょうか。

  • 書店で引き寄せられてしまった辞典。今回は函にやられました。
    一応中身を立ち読みし、一晩考え、翌日もう一度はしがきと、参考にした作品一覧を立ち読みし、思い切って購入しました。
    文法的な説明はなく、例文のみで構成されていますが、新旧さまざまな文学作品から例が取られているので、文章表現としては適切、的確と捉えてよいでしょう。翻訳作品からも例文は引用されている点がなんだか嬉しい点でした。一日一語とか、二日に一語とか読んで行くと面白そう。

    ・・・辞書なので、永遠に読み終わることはなさそう・・・ということで、一旦、読み終わりましたステータスに移動させます。

  • 小内(おない)一編『てにをは辞典』を購入。
    すきま時間や眠りにつくまでのひとときに読み始める。
    編者はプロの校正者。
    250名以上の作家の、主に文庫本から
    日本語の結合語を60万語採集。
    いわゆるコロケーションの実態を1,800ページに収めた。
    20年かけた仕事の集大成である。

    先に紹介した中村明『日本語 語感の辞典』と言い、
    この『てにをは辞典』と言い、
    これまでとは違ったアプローチで日本語の生態に挑んだ
    意欲作が続く。
    こうした辞典の出版が相次ぐことは文化の豊穣である。
    既にブログではこの二冊を比較して最初の読者たちが
    感想、意見を書き込み始めていて参考になった。

    僕の会社の部署ではこの二種の辞典を3冊ずつ購入した。
    それぞれのフロアに一組ずつ置いて
    みなさんの日々の仕事に役立ててもらうことにしたのだ。
    使ってみて気にいれば自分用に投資していただくもよし。
    文章を磨くことは思考の訓練になる。
    どんな仕事をするにせよ、あるいはリタイアしてからも
    言葉は自分の身についた一生の宝物になるのだ。
    3,800円だから一回か一回半の飲み代を充てれば買える。
    ものは考えようだ。

  • 言葉と言葉の繋がりを集めまくった労作。言葉が好きな、言葉を大切にしたい、言葉による表現力をつけたい、表現の幅を広げたいと願うすべての人に勧めたい。引くだけでなく、読んでも楽しめる辞典。

  • 迷ったときなど、仕事で愛用しています。

  • ビジネス寄りの表現はあまりない。

  • 印南敦史さんの『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』で紹介されていた辞書。

    ある言葉が、どんな言葉と結びつくか(著者は「結合語」と呼んでいます)の膨大なデータ(約60万例)を辞書にまとめたもの。

    巻末の「結合語例を採集した主な書籍」一覧を見るだけで圧倒される。

    ネットニュースなどを読んでいて何か変だな、しっくり来ないな、と思う時に引くと今までに使われた実績があるかどうかすぐわかります。
    引いて楽しい、読んでも楽しい。

  • 購入当時はコロケーションという単語を知らなかったが,そういうのを辞典形式でまとめた一冊.しばらく放置していて断捨離しようかと考えていたらコロケーションについて知ったので,使えるかもと思い直した.正直なところ文章作成の際にはGoogle先生の方が手っ取り早く調べられるが,いずれ本書を使いこなせるようにしたい.

  • 索引を引いた言葉にどんな言葉がひっつくか、イメージを広げるために調べるのに使えます。

    「心配」の項の「を>打ち傾ける」の意味がわからない。
    どこからの出典なんだろう?小説?新聞?イメージはわくけれど、こういう使い方ってマズしないから、なんか有名な方の文なのかもしれない。
    まぁそんな引用の明記はできないから、出典のところから読んで探すしかないだろうけれど・・・
    そんな時間、素人にはないっす。
    調べてみたけれど、手持ちの辞典だけでは限界が・・・

    どなたかわかる方コメントいただけると嬉しいです。

  • 書面を書いていてふと迷ったときの参考に。
    「研究社 日本語コロケーション辞典」もいいなぁ、と思ったのですが、こちらの装丁に惹かれました。

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