青年海外協力隊の正体

著者 :
  • 三省堂
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本棚登録 : 32
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385358291

感想・レビュー・書評

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  • 舞台は南米とアフリカ。青年海外協力隊の実像を追ったノンフィクションです。中盤で日系移民のかたに焦点が移ったり、後半で著者の内面に触れたりと、良く言えば幅広い、悪く言えば散漫といった印象を受けました。なかなか不思議な作りの本です。

    サンプルは多くないけれども、青年海外協力隊の方々の生の声が書かれていました。開発途上国で活躍する自分と、任期終了後の日本社会での自分とのギャップに対する苦悩など、考えさせられるものも多かったです。

著者プロフィール

愛媛県岩城島生まれ。
米国コロンビア大学大学院ジャーナリズム科修了。青年海外協力隊員としてエチオピアに3年暮らす。カメラマン生活約15年を経て、現在は東京新聞記者。海外取材は、激動期の東欧、湾岸戦争、カンボジア、ルワンダ、アフガニスタン、イラクなど、約60カ国に及ぶ。1993、94年、東京写真記者協会賞受賞、1996年開高健賞受賞。
著書に『なぜ日本人はイラクに行くのか』(2005年、平凡社)、『漂泊のルワンダ』(1996年、TBSブリタニカ、2006年、牧野出版)など。
ドキュメンタリー映画『笑うイラク魂』『アフガン戦場の旅』『戦場の夏休み』などを監督。
ウェブサイト◎http://yoshi.net

「2007年 『「平和憲法」を持つ三つの国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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