イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室

制作 : 小坂 敦子  澤田 英輔  吉田 新一郎 
  • 三省堂
4.40
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本棚登録 : 63
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385360638

作品紹介・あらすじ

読む・書く・生涯にわたり学び続ける伝説の教師、ナンシー・アトウェル。その思想と実践を具体的に示した本書は、ライティング/リーディング・ワークショップに関心のある国語教師はもとより、すべての教育者に必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • この本に出会えてよかった。

    巷に溢れている先生のためのハウツー本とは一線を画す。著者のナンシーアトウェルのあり方を強く示した一冊になっています。

    「作家の時間」「読書家の時間」の前に、これを読みたかったな。

  • アメリカの公立中学校の国語教師が書いた名著の翻訳版。リーディングとライティングを中心に据えた、生徒主体の教育方法について、長年苦心して作り上げてきた実践から、ヒントになるようなことを書き下ろしている。

  • 読み応えがある本でした。丁寧な解説が書き加えられていて、読み手が実践する手がかりとなっています。学校司書にも読んで欲しい。知り合いの国語教師にも読んで欲しい。私たちにも出来ることがあるはず。準備から着地点までの道筋が細部まで練られている。何度も読み返さないと、自分のものにできないと思う。

  • 【夏の読書 4冊目】
    ナンシー・アトウェルの優れた実践とその底にある教師としての思い。それを日本の教師へ伝えたいという訳者の思い。それらが存分に詰まった骨太の一冊でした。

    まだ全然消化しきれていません。夏の間(いや多分その後も)、じっくりと読み返しながら、自分の教師としてのあり方について問い続けるのだろうと思います。

    「学習者中心の学び」に関心のある方はぜひお読みください。ボリュームはありますが、コラムを始め訳注や巻末資料などが充実しているので読みやすいです。

  • 原題:In the Middle: A Lifetime of Learning About Writing, Reading, and Adolescents
    著者:Nancie Atwell
    訳者:小坂敦子・澤田英輔・吉田新一郎

    【版元】
    価格:2,400円
    版型:A5判 368頁
    ISBN:978-4-385-36063-8

    読む・書く・生涯にわたり学び続ける伝説の教師、ナンシー アトウェル。その思想と実践を具体的に示した本書は、ライティング/リーディング ワークショップに関心のある国語教師はもとより、すべての教育者に必読の一冊。

    【メモ】
    訳者の一人のサイトから
    http://askoma.info/2018/07/22/6605


    【目次】
    少し長めの訳者前書き

    第1章 教えることを学ぶ
    教師としての私の物語 
    ジェフとの出会い/ジェフと書くこと/教師も学ばなくてはならない/アトキンソン学校/私の教室で起こったこと/ライティング・ワークショップへ

    バランスをみつける 
    初版の頃/「譲り渡す」ということ

    リーディングはどうなっているの? 
    文学に満ち溢れた場所/二人の先生/自分で読むということ/選択が生み出すこと/リーディング・ワークショップへ/「当たり前」と「論理」

    【コラム】アトウェルの学校はどんな学校?

    第2章 ワークショップの準備
    時間を確保する 

    教室 
    ピア・カンファランスの場所とやり方/図書コーナー/用紙とファイル/「今日の予定表」/「チェック・イン表」/「執筆記録用紙」/「読書記録用紙」/「ライティング・ワークショップで期待すること」/「ライティング・ワークショップのルール」/「校正項目リスト」/「校正チェック用紙」/「ピア・カンファランス用紙」/「リーディング・ワークショップで期待すること」/「リーディング・ワークショップのルール」/「ジャンル一覧リスト」/「本の貸出カード」/「ファイル」

    【コラム】悩ましい授業時間確保と人数の問題/詩をひらくように読む

    第3章 ワークショップ開始
    毎日読む「今日の詩」/お互いに打ち解けるためのアクティビティ/家庭学習(宿題)と授業とのつながり

    ライティング・ワークショップ開始 
    まずは、生徒をしっかり知ることから/書く題材探し/詩の宿題から書くことを学び始める/3日目からは、サイクルを回し始める/最初の数日のカンファランスの実例

    リーディング・ワークショップ開始 
    読む力は、読むことを通してしか培えない/教師と生徒によるブックトークの力/生徒たちが本に浸れるようにする

    第4章 書き手を育てるミニ・レッスン 
    ワークショップで書く手順 
    書き手が使う技についてのミニ・レッスン/教師が書くプロセスを見せる/教師が自分で書いた詩を使って教える/それで?の法則/頭と心の法則/一粒の小石の法則/メモ書きの法則/下書きは行間を広くとる/題名の工夫

    書き言葉の慣習

    【コラム】書き言葉の慣習の大切さ

    第5章 読み手を育てるミニ・レッスン
    ワークショップで読む手順

    実際に読むことについてのミニ・レッスン 
    心理言語学から読むことを見ると?/二つの読み方

    文学についてのミニ・レッスン 
    批評家として詩を読む/ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ/ウィリアムズをメンターにした生徒の作品/文学が教えてくれる価値/市民の育成に欠かせない新聞記事/ジャンルとしてのテスト対策/長期休暇中の読書

    第6章 一人ひとりの書き手を教える
    書き手を育てるカンファランス
    カンファランスでの譲り渡し/コメントは執筆中に/カンファランスは生徒のところで

    書くときに遭遇する課題とその対処法 
    情報が不十分である/書き手の姿が見えない/余分な修飾語が多すぎる/題材が大きすぎる/終わり方がうまくいかない/書き出しがうまくいかない/読者に映像が見えてこない/情報が整理されていない/書く題材が見つからない/言葉づかいがうまくいかない

    第7章 一人ひとりの読み手を教える
    リーディング・チェックイン 
    文学について対話するレター・エッセイ 

    【コラム】チェック・イン=カンファランス?/レター・エッセイの役割

    第8章 価値を認める・評価する
    自己評価 
    教師による評価 
    次の目標を定める/段階別の成績を出す場合

    巻末資料
    1 アトウェルが示す多くの出版方法
    2 アトウェルのカリキュラムのサイクル
    3 ライティング/リーディング・ワークショップ資料(日本語)

    文献一覧
    図版一覧

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