心臓突然死は救える

  • 三省堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385361598

作品紹介・あらすじ

2002年11月21日に急逝された高円宮殿下の死因は「心室細動」と発表された。心室細動は心臓の痙攣。それを救うには「除細動器」による素早い電気ショックしかない。しかし現場に医師や救急隊員はいない。素人でも扱える最新式の「自動除細動器」が奇跡を起こす。アメリカでは、消火器のように町中や家に置かれた「自動除細動器」を市民が使って救命率が急上昇中。救命のグローバリゼーションから立ち遅れた日本。世界標準の救命手段を阻む旧来の体制。国民の有事に対する危機管理はこれでよいのか?救命への規制緩和を世に問う書。

著者プロフィール

【監修者プロフィール】
三田村秀雄(みたむら・ひでお)
国家公務員共済組合連合会立川病院顧問。医学博士。元慶應義塾大学医学部心臓病先進治療学教授。日本AED 財団理事長。1974 年慶應義塾大学医学部卒。81 年からJefferson 医科大学(Lankenau 医学研究センター)研究員。東京都済生会中央病院心臓病臨床研究センター長、国家公務員共済組合連合会立川病院院長を経て現職。日本の不整脈の研究・臨床の第一人者。突然死を救うため、市民によるAED 活用という新しいアプローチを提唱。2004 年のAED 一般解禁につながった結果、今では多くの命が救われている。専門は心臓病一般、とくに不整脈・心臓電気生理学。主な著書に『心臓突然死は救える』(三省堂)、編著書に『心房細動クルズス』『心不全クルズス』(共にメディカルサイエンス社)、『エキスパートはここを見る 心電図読み方の極意』(南山堂)、監修書に『心臓病: 狭心症・心筋梗塞・不整脈・その他の心疾患』(PHP 研究所)、『図解心筋梗塞・狭心症を予防する!最新治療と正しい知識』(日東書院)などがある。

「2021年 『名医が答える! 狭心症・心筋梗塞 治療大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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