図解日本の文字

著者 :
  • 三省堂
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385364803

作品紹介・あらすじ

文字はますます私たちの身近な存在として格段にその重みを増している。また日本語の文字表記は多様である反面、多元的な歴史的背景を持ち、複雑な点も少なくない。そこで、不明な点を解決したい、初歩から学びたいというような、日本語の文字や表記に興味を持つ方々のために本書を編集した。

感想・レビュー・書評

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  • ジュンク堂書店 池袋本店で購入しました。
    (2014年12月29日)

  • 大学の教科書として作られたであろう本。
    コンパクトに、文字に関する話題を豊富に集めて、解説し、資料も豊富に載せているという、たいへんお得な一冊。
    とはいうものの、教科書ではなく、普通の書物として読もうと思うと、二段組でたくさん詰め込まれた資料がわずらわしいこともある・・・
    「国字」なんて、小学生でも知っていることかもしれないが、それと認定することの難しさなんて、想像もしなかった。
    いかに自分が「知っていたつもりで何も知らなかった」ことを思い至らせてくれる。
    それにしても、これが概説書にすぎないということは・・・文字の世界の奥深さは計り知れない。

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著者プロフィール

1952年、三重県生まれ。現在、立教大学文学部教授。博士(文学)。
1975年、東京大学文学部第三類国語国文学専修課程卒業。1977年、同大学修士課程を修了し、東京大学文学部助手となる。その後、白百合女子大学文学部専任講師・助教授を経て、1985年立教大学文学部助教授、1990年同大学教授となり、今日に至る。
専攻は日本語学、特に日本語の歴史的研究。
著書に『日本古代の文字と表記』(吉川弘文館)、『はじめて読む日本語の歴史』『日本の漢字1600年の歴史』(ベレ出版)などがある。
辞書に載っていないようなことばの意味や使い方を調べるのが趣味。

「2016年 『文章が変わる接続語の使い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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