芭蕉たちの俳句談義

著者 :
  • 三省堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385365732

作品紹介・あらすじ

芭蕉は門人たちに俳句をどのように教えていたのか。また門人たちはそれをどう受けとめ、作句に生かしたのか。『去来抄』にまなぶ、俳句表現の新しい手引き。

感想・レビュー・書評

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  • 去来抄を短いエッセイにリライトしながらも近代の俳句のエピソードもちりばめられて、読み応えあり。ただし、所々に脳科学の世界でも、とあるのが難。そんなもの持ち出さなくとも今の読者にも俳句文芸の妙は新しいのではあるまいか。脳科学など持ち出せばたちどころに本著が褪せてくるぞ、ということは芭蕉翁も呟くのではないか。

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著者プロフィール

1934年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文学博士。早稲田大学名誉教授。専攻は、近世文学・俳文学。おもな著書に『俳聖芭蕉と俳魔支考』(角川選書)、『おくのほそ道時空間の夢』(角川叢書)、『読み替えられる西鶴』(ぺりかん社)など。

「2009年 『新版 日本永代蔵 現代語訳付き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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