天 (一語の辞典)

著者 :
  • 三省堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385422213

作品紹介・あらすじ

「天」なき現代に「天」の意味を問う。古代中国以来、数千年の歴史をもつ言葉「天」。中国と日本で「天」はどのように使われ、何を意味してきたか。その概念の変遷をたどり、日本近世・近代のなかでの思想的な意味を問いなおす。

著者プロフィール

1945年東京生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学社会科学研究所助手、千葉大学人文学部(改組により法経学部)助教授、東京大学社会科学研究所助教授、同教授、帝京大学教授、デリー大学・北京日本学研究センター・ベルリン=フンボルト大学・放送大学の各客員教授、日本思想史学会会長、政治思想学会理事、東京女子大学丸山眞男文庫顧問などを歴任。
現在、東京大学名誉教授、福澤諭吉協会理事。
専攻は日本政治思想史。

■著書
『荻生徂徠年譜考』(平凡社、1984年)
『一語の辞典 天』(三省堂、1996年)
『日本政治思想史──近世を中心に』(放送大学教育振興会、1996年、改訂版2001年)

■編集・校注
『近世儒家文集集成[3]徂徠集・徂徠集拾遺』(ぺりかん社、1985年)
『アジアから考える[5]近代化像』、『同[7]世界像の形成』(東京大学出版会、1994年)
『丸山眞男講義録[6]日本政治思想史1966』、『同[7]日本政治思想史1967』(東京大学出版会、それぞれ2000年、1998年)
『思想史家 丸山眞男論』(大隅和雄と共編、ぺりかん社、2002年)
『公共哲学[17]知識人から考える公共性』(金泰昌と共編、東京大学出版会、2006年)
『公共する人間[3]横井小楠』(金泰昌と共編、東京大学出版会、2010年)
『政談──服部本』(平凡社東洋文庫、2011年)
『丸山眞男座談セレクション』上下(岩波現代文庫、2014年)
『丸山眞男集 別集』第1巻~第3巻(黒沢文貴と共編、岩波書店、2014~2015年)
『定本 丸山眞男回顧談』上下(松沢弘陽、植手通有と共編、岩波現代文庫、2016年)
『丸山眞男講義録[別冊一]日本政治思想史1956/59』(山辺春彦と共編、東京大学出版会、2017年)  など

■翻訳
ケイト・W・ナカイ著『新井白石の政治戦略──儒学と史論』(小島康敬・黒住真と共訳、東京大学出版会、2001年)  など

「2021年 『福澤諭吉と丸山眞男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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