エバは猫の中―ラテンアメリカ文学アンソロジー (サンリオ文庫)

制作 : 木村 栄一 
  • サンリオ (1986年12月発売)
3.50
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784387861263

エバは猫の中―ラテンアメリカ文学アンソロジー (サンリオ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ラテンアメリカの小説の突拍子もなさを堪能できるアンソロジー。河出の『ラテンアメリカ怪談集』より「なんじゃこりゃ」度が高いので、起承転結があるのが好みなら河出を先に、だろうか。

    初めて読んだなかで特に面白かったのは、入園したら帰ってこられなそうなパチェーコ「遊園地」、ロングスリーパーとしては他人事ではないドノソ「閉じられたドア」、意味不明で二回読まされたエルナンデス「水に浮かんだ家」、妄想力の昇華が決まってるビオイ=カサーレス「パウリーナの思い出に」。

    既読のなかで今回もよかったのは、理由付けがいちいち可笑しいモンテローソ「ミスター・テイラー」、納得いかないけど結末にあっとなるガルシア=マルケス「エバは猫の中」、ゾーン/向こう側に行くことをめぐるコルタサル「追い求める男」。再読してやっぱり面白かったり、前と違う感じかたをしたりすると、じわじわと喜ばしい。

  • 2013/9/16購入

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