くるみ割り人形

著者 : 辻信太郎

• サンリオ (1999年10月20日発売)

感想・レビュー・書評

[傍らに珈琲を。さんの感想 · 2022年8月9日]

子供の頃本棚にあったのに、いつの間にか処分してしまったようで…大人になってから再び買い求めた絵本。映画は見たことはないのだが、大好きな本の１つ。ハッピーエンドなのにちょっぴり恐ろしくて、人形劇だからこその不思議でダークな世界も魅力。ジャンカリンが結構怖い(笑)ジャンカリンとは杖をつく音からのネーミングなのだけど、「ジャンカリン」なんて擬音は初めて耳にしたはずなのに、何故か誰もがその杖の音を想像出来てしまう。人形たちは皆表情豊かで、素晴らしい世界が広がってます。クララも可愛い。ルビはふってあるけれど文字多めです。大人も楽しめる、内容の濃い絵本です。

[ぴろこさんの感想 · 2010年11月27日]

映像の絵本化なのだと思いますが、私は映像を先に観てて、その作品が好きだったので、かろうじての★3。映像と比べてしまうと・・・。不気味さもドキドキ感もあまり伝わってきませんでした。

[あっこさんの感想 · 2006年12月2日]

ジャンカリンがこわかった！！
大人になって読んでも発見あり。

[はざまさんの感想 · 2006年2月2日]

これは映画の文庫版だと思うのですが、この作品は映画も音楽も大好きでした。

著者プロフィール

1959年熊本市生まれ。
国立熊本電波高専中退。熊本商科大学卒業。
現在、熊本市役所職員。人間学研究会会員。
著書に『スコール！ デンマーク　塔のある風景』（石風社）

「2020年 『デューラーと共に ネーデルラント旅日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」