シェーカークッキング

  • 柴田書店 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784388057375

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  • シェーカーとはイギリスからアメリカへ移住したキリスト教の一派で、自給自足、男女平等、禁欲、独身主義、社会主義的なコミュニティーを形成し生活してきた。科学的な発展を享受せず、シンプルな生活スタイルを貫いており、車社会における現代もなお車を使用せず馬車に乗る…という映像を見たのが記憶に残っており、たまたま何かの記事でこの本が紹介されていいるのを見たのが、この本に興味を持ったきっかけである。
    シェーカーと言えば家具が有名だが、これはシェーカーの料理のレシピ本である。この本では、レシピだけでなく、その信条による日々の生活やシェーカーの歴史にも言及している。一読して思ったのは、料理に生クリームが多用されており、日々私が自分で作る料理のレパートリーに入るものではないということ。
    シェーカーはコミュニティを作って共同生活をしており、日々の労働は主に農業で、仕事に精を出した結果、牛から多量の生クリームを得る結果になり、無駄にしないために生クリームをよく使用するのだということで納得。ハーブが多用されているのも、飽きない工夫とのこと。使われている素材や料理方法に、時代背景や宗教的背景が影響しているということがよくわかる。
    質素倹約なイメージがあったが、素朴ではあるが決して質素ではない、むしろ豊かな印象さえ受けた。当初は貧しかったが、熱心に働くうちに豊かになっていったことが料理にも反映されていると思う。途中、肉食が禁止されたため、卵料理が多くなるとのことだが、ちゃんと肉料理のレシピも載っている。
    そんなに難しい料理ではないのだが、単身者には難易度が高そうだ。しかし、食べてみたいものは数多く、いつかはチャレンジしたいものである。

  • アーミッシュの存在は知っていたけどシェーカーは宇土さんの本で初めて知った。自給自足でなくともそろえられる材料と分量のハーブ多用のレシピ(に改良されている)。

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