簡素なお菓子

著者 :
  • 柴田書店
3.79
  • (3)
  • (5)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 57
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784388061129

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 粉をきっちり焼き、香ばしさを損なわないようにする。
    型用のバターは澄ましバターで。
    伸ばして型抜いたあとの生地を2番生地にはしない。

    丁寧で、何故にそうなのかが明確な指示が多い点が
    他にないレシピブックとなっている点だと思う。
    河田さんの他の本でもそうだが、とにかくお菓子作りに対して
    真摯な姿勢が素敵だ。
    襟を正して臨むべし!と気が引き締まる。

  • 請求記号・596.6/Ka 資料ID・100056725

  • 東京・尾山台の有名フランス菓子店「オーボンヴュータン」のオーナー、河田勝彦さんのフランス菓子レシピ。これまでのプロを想定したレシピ本より、家庭でも作れるかも、という希望が持てる菓子と作り方を紹介している。それでも一般的な菓子のレシピより、材料の量が多めで、材料の中には、わざわざ入手しなければならないものもある。ある程度、菓子作りに慣れていない人でないと難しいかも、というテクニックも含まれているのは、河田さんの妥協しない姿勢の現れだろう。「簡素」だけど「簡単」ではないレシピ。だけど、ちょっとチャレンジしたくなる。

  • 簡素と云ってもレシピが簡素な訳では無く、デコレーションの無いお菓子という程の意味。どれもこれも、美味しいお菓子を作りたい、という強い意志を持って臨まなければならないものと思いました。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

944年東京生まれ。「米津凮月堂」を経て67年渡仏。パリ「シダ」で修業を始める。「ショコラティエ・サラヴァン」「ポンス」「ホテル・エ・シャボー」…など12店で働き、74年「パリ・ヒルトン」のシェフ・ドゥ・パティシエを務める。76年帰国、埼玉・浦和でチョコレート菓子や焼き菓子の卸業を始める。81年東京・世田谷区尾山台に「オーボンヴュータン」開店。著書に『ベーシックは美味しい』『プティフールとコンフィズリー』(柴田書店)、『オーボンヴュータン河田勝彦フランス伝統菓子』(誠文堂新光社)、『お菓子のきほん、完全レシピ』(世界文化社)他。

「2018年 『すべてはおいしさのために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

河田勝彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×