そのお店、いまなら再生できます

著者 :
  • 柴田書店
3.42
  • (3)
  • (4)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 50
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784388153138

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 飲食店等の再生等を手がける会社の社長の話。この手の成功譚はバランスを失うとうっとうしくなりがちだが、この本は面白かった。

    常に対象と二人三脚で歩もうとし、対象の隠れたよさを引き出すというスタンスでいるので、経営者の成功譚以上になっていると感じた。

    テンポもいいし、読み物としておすすめできる。おっさんのおっさんによるおっさんのための少年漫画的な楽しみがよさげ。

  • チェック項目42箇所。最も大切なのは人間そのものも常に自分の再生を意識すること。マーケットの中に新しい提案を投げかけて、お客様に喜びを与える商品を作ること。再生し続けること。もう一度ここにエネルギーを注ごうと決心すること。その瞬間に再生は始まる。諦めたら借金と敗北感が残る。売れるネーミング・・・わかりやすくて個性的、劇画チックでユーモラス、パロディのにおいあり。本場っぽく、日本的。日本人の心にスッと入って記憶に残る。看板には人が本当にそそられる言葉を表示する必要あり。記憶に残る味を、料理を作る。まねる、咀嚼して自分流にアレンジ。安くして情けないものになるならやらないほうがよい。業績がよいうちに次の成長ステップへの布石を打つ。業態のライフサイクルは3~5年。価格破壊・・・圧倒的な客数にささせられて初めて成功。教わったことしかできないでは顧客満足につながらない。その街にあわせる。バーに必要なのはオーナーの趣味を店に反映。ファミレス・・・家族が和気藹々食事を楽しめる。少額の資金でも知恵次第。お金がないときは汗を流せ。料理人にダメだしできるリーダーがスタッフを再教育できるリーダー。一度悪くなってしまった店の再生は険しい。飲食店・・・店が、料理が、人がきちんと。昨日よりも少しでも改善する。能力を作り上げるのも情熱。たった一人の人間のセンスとアイデア、行動力で巨大企業が変化する。売れない店で働く人間は売れない人間になっていく。だから忙しく働くことがその精神とその身体になる。一流スポーツ選手のように常に未来を見据えて自分を再生する。ホテル旅館業の人たちは自分たちの故郷のよい部分には目を向けない。マネばかり。経営陣と厨房スタッフがうまくいっているところが成功する。愚痴ってわかってもらおうとするのが凡人。一生懸命掃除する。ダメダメを全部変える。中途半端にやってもダメ。

  • 現在までに数多くの店舗の再生を行ってきた際コーポレーションの社長・中島武さんの書です。
    実際に成功・失敗してきた店舗の実例は経営者にとって非常に参考になるはず。

    特に考えさせられたのは、超一流の料理人と経営者だが料理はド素人の社長との対立の場面。
    私は職人であり個人経営者なのでいつも自分で決定してますが、こういう客目線のプロである方の意見ももう少し読むべきだなと痛感いたしました。
    腕前が上がっていくごとに『俺は職人なんだよ!!』で済ませちゃう場面が増えてきているのを実感しているからです。

  • 飲食店経営において至極まっとうなことを書いています。
    しかしこの当たり前のことを当たり前に実行することが難しく、特に飲食店経営をするための情熱を失ってしまうと没落していきます。

    私には、際コーポレーションのように何店舗も経営することは難しいでしょう。
    小さなお店ですが、一生懸命頑張りたいと思います。

  • ホームページに感想を書きました。
    「バイタリティ尋常じゃないです」
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage020.htm

  • 個人的に飲食業は社会のあらゆる要素が
    コンパクトに凝縮した産業だと思っています。
    ですからそこでの方法論は他の業界にも置き換えやすいと思うのですが、
    この本にはまさに飲食業に限らずアパレルでも何でも通用する、
    本質が書かれていると思いました。
    また、考え方から売り方まで具体的なので、
    繰り返し読んでも勉強になる本だと思います。

  • ラーメンの繁盛店

    コミュニケーション能力

     メディアとラーメンフリークと関係を築く
    メディアが好む面白さ 店主の横暴な態度
    インターネット

    旧来の喫茶店は絶滅へ

    「バーは人が商品」 それも変化していくはず

    金がなくても成功例 スキー場 食堂にのみ特化 星フル降るレストラン りんご豚まん
      スノーダルマ食堂

    掃除は、乱れた店を立て直す時に、最も効果のある方法です − 一目瞭然、ダメ出し(やり直し)をさせることが簡単

    地方の旅館でよくあるパターンは、「旅館といえば京都の老舗旅館」という思い込み

  • 読みたい。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

中島 武(なかじま・たけし)
際コーポレーション株式会社代表取締役会長。1948年、福岡県に生まれる。拓殖大学卒。在学中は応援団にて団長も務める。1970年、東急航空株式会社入社。1972年、東洋ファクタリング株式会社に転職し、取締役本部長を経て退職。1990年、際コーポレーション株式会社設立。中国料理店を皮きりに、さまざまなジャンルで革新的な店舗を出店、飲食業界の鬼才と呼ばれるようになる。現在、350店舗以上を経営するほか、飲食店のコンサルティングなども行う。その手腕・発想がメディアでもたびたび紹介され注目を集めている。
著書には、『繁盛道場 愛されるお店をつくる二十二の法則』(日本経済新聞出版社)、『男子厨房で遊ぶべし 紅虎流自慢料理67 』(講談社)ほかがある。

「2013年 『成功者は端っこにいる――勝たない発想で勝つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島武の作品

ツイートする