ニーチェ (センチュリーブックス 人と思想 22)

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著者 : 工藤綏夫
  • 清水書院 (2000年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784389410223

ニーチェ (センチュリーブックス 人と思想 22)の感想・レビュー・書評

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  •  遅ればせながらニーチェ読み終わりました。中央公論社の今道教授のオーディオ講義シリーズをよく聞くんですが、一番最近購入したものがニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」でした。今道先生の豊かな語りに紡がれながら、ニーチェの思想が紐解かれていく4時間の体験はとても楽しく幸せでした。今も散歩のともに聞いています。
     「神は死んだ」のフレーズで有名なニーチェです。ニヒリズムと戦うために自ら虚無の淵に没落し、真の人間の解放を願い「神は死んだ」と高々に叫びました。それは手垢にまみれた時代の人工物と闘い、自身の内面と闘い抜いた純粋な男の物語。物語と表現したくなるほどにその思想は人間を語っているし、真に純粋なものを求める美しさがあります。
     私は思想的にはニーチェに対しては反対するものが多いですが、しかしそれでもニーチェが人生をとして掘り進めた哲学は歴史的な価値があります。

     評価の星の数の基準はいつもばらばらですが、今回はニーチェ自身にささげたい気持ちで最高評価です。実存主義の巨人にしてキルケゴールと対をなす哲学者です。

    2016.9.21

  • 実証主義、マルクス主義、虚無主義というその時代の思想潮流、そしてなんといってもキリスト教、そういったものをすべて向こうにまわして、おまけに病弱と孤独に耐え抜いて産まれた哲学が20世紀に神棚に祭り上げられるまでになったのはある意味わかりやすい構図ではあるが、生の総合学としてのニーチェにはまだまだ現場の役に立ってもらわなければならないのである。

  • 1967年初版の本。
    アルチュール・ランボーもただの人で、ニーチェなんかもただの人だ。
    神は死んだし21世紀の今読んでみてばニーチェ哲学も死んでいる。
    ただ、文学としてニーチェの著作にいくらか興味がわいた。

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