人と思想 167 アルベール=カミュ

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  • 清水書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784389421670

作品紹介・あらすじ

私たちは自分を超えた盲目的な力によって制約を課され,場合によっては生死の鍵すら握られていると感じることはないだろうか。カミュはこのような不条理を直視し,明晰に理解しようと努めることをやめなかった。誠実なモラリストであるカミュは,己の言葉と現実とのずれに虚偽を見いだし,そのような人間本性の深淵に潜む自我と権力欲にもスポットライトを当て,これに芸術作品という普遍的な形を与えようとした。本書では,多角的な視点からカミュの生涯と作品に切り込み,現代人としてカミュを読むことの意味とその魅力を探る。

著者プロフィール

昭和4年(1929)長野県飯田市に生まれる。昭和28年(1953)東京大学文学部美学美術史学科卒業。昭和42年(1967)~昭和62年(1987)京都国立博物館。昭和62年(1987)~平成7年(1995)奈良大学教授。昭和63年(1988)~平成18年(2006)飯田市美術博物館館長(兼務)。平成7年(1995)~平成12年(2000)佛教大学教授。平成12年(2000)~平成18年(2006)京都造形芸術大学教授。現在、京都国立博物館名誉館長。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2013年 『古佛 彫像のイコノロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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