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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784389421731
作品紹介・あらすじ
ローマ最大の哲学者キケローはギリシャ哲学をヨーロッパ中世へ伝えた比類のない役割を果たした。彼はホメロス,プラトンと並ぶヨーロッパ-ヒューマニズムの三大支柱として,その貢献は決定的である。キケローの感化は哲学史の枠を越えて精神史に及び,哲学・文学・社会思想・法・政治の自己表現は彼の発見,彼への感激で支えられている。アウグスティヌス,トマス=アクィナス,ペトラルカ,ヴィーゴ,ヴォルテール,マブレー,J・S・ミルも深甚の影響をキケローから受けている。日本ではキケローとの真の解逅と対話はまだない。
感想・レビュー・書評
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古代ローマの政治家・哲学者キケローの業績の真の価値を解説している。哲学と弁論(修辞)の密接な融合により現実社会と国家の政治の改善を目指したその生涯は、実は西洋を中心とした後世に多大な恩恵を与えているのであるという。
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古代ローマや哲学に関して、
ある程度知識を持っている人が対象と思われる。
私のような門外漢には、ハードルが高かった。
淡々と記される情報の多さに圧倒され、
結局、読後にはほとんど何も頭に残っていない・・・
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