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- Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
- / ISBN・EAN: 9784390106184
感想・レビュー・書評
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数十年も前ですが、初めて『神曲』を通読できたのが本書でした。
完訳ではなく、ある程度縮められていますが『神曲』の大まかな内容を知るには十分だと思います。
1990年代当時には平川祐弘訳『神曲』も、現在のような全3冊の文庫本は無く、ハードカバーの大きな一冊本のみでした。
平川訳『神曲』(全一冊)を購入したのは、確か本書・野上訳『神曲物語』読了後だったと思います。
ちなみに、初めて購入した『神曲』は、岩波文庫版・山川丙三郎訳だったのですが、全く理解できずに挫折しました。
『神曲』に興味はあるけど、容易に手にはいる岩波文庫版は難しすぎる。
そんな時に、本書・野上素一訳『神曲物語』を見つけて購入。
やっと『神曲』がどういう物語なのか知ることができて、嬉しかったです。
今はもう、当時購入した『神曲物語』は手元にありませんが、とても素敵な経験を残してくれた一冊です。 -
ダンテの妄想物語(笑)
でも、道端で一目ぼれした美女を題材に、これだけの物が書けるのはやはりダンテだからでしょうか。
煉獄編が一番面白いと思います。おどろどろしいですけど。天堂編は色々超越しちゃってて、かなりイってます。
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