白蟻 (現代教養文庫 887 小栗虫太郎傑作選 2)

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  • 社会思想社
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784390108874

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  • 『完全犯罪』
    辺境の地で人と離れて暮らすローレル夫人。中国での戦闘の為駐屯するソ連軍。司令官ザロフ以下将校6人の将校と娼婦。ヘッダ夫人の顔を見て驚く軍医ヤンシン。密室の現場で殺害されたヘッダ。ヘッダと一夜を共にしようとした汪。泥酔状態で風呂につかったヘッダ。ベッドで発見された遺体。犯行時間に聞こえていたオルガンの秘密。

    『白蟻』
    迫害さた馬霊教の教祖・一家が棲みついた。怪しげな土地。その長女・滝人の夫・十四郎の秘密。落盤事故で容貌・性格が一変してしまった十四郎。生まれて来た畸形児の稚市。落盤事故で同僚の鵜飼と入れ替わったのではないかと滝人の疑惑。一族に訪れた悲劇。

    『海峡天地会』
    東南アジアや中国を騒がせた秘密結社。「海峡天地会」主犯・張崙逮捕の為に未開の地ににやってきた緒形准尉。正体のわからない張崙。容疑者を特定し監禁することに成功するが、牢獄の中で突然死亡した容疑者。監獄の監視をしていたカムバーランドの正体。

  • 圧倒的な雰囲気にやられてしまいます。たまりません。これだけの作品が文庫の新刊として入手できない(たぶん)のは残念です。小栗虫というキャラクターを作ってプロモーションするのがいいと思います。

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著者プロフィール

小説家。1901年東京生まれ。本名、小栗栄次郎。1927 年、「或る検事の遺書」を、「探偵趣味」10月号に発表(織田清七名義)。1933年、「完全犯罪」を「新青年」7月号に発表。「新青年」10月号に掲載された「後光殺人事件」に法水麟太郎が初めて登場する。1934年、『黒死館殺人事件』を「新青年」4~12月号に連載。他の著書に、『オフェリヤ殺し』、『白蟻』、『二十世紀鉄仮面』、『地中海』、『爆撃鑑査写真七号』、『紅殻駱駝の秘密』、『有尾人』、『成層圏の遺書』、『女人果』、『海螺斎沿海州先占記』などがある。1946年没。

「2017年 『【「新青年」版】黒死館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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