紅毛傾城 (現代教養文庫 890 小栗虫太郎傑作選 5)

著者 :
  • 社会思想社
3.50
  • (0)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784390108904

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『源内焼六術和尚』
    江戸の町から消えた平賀源内。彼の残していった謎の文章。イエスの出生に関する物語の謎。

    『絶景万国博覧会』
    お光の家庭教師・杉江。お光の祖母であるお筆のおかしな様子。万国博覧会会場の観覧車のにおびえるお筆。観覧車を貸切夜はかごが上に来ないように手配したお筆。お筆の急死。60年間に起きた小式部の心中事件の真相。

    『紅毛傾城』

    『金字塔四角に飛ぶ』
    ヴァスコ・ダ・ガマ兄弟のインド航路開拓に危機感を覚えたハンザ同盟の議長が行った妨害工作。エジプトの太守に対する協力要請。アトランティス大陸とヴァスコ・ダ・ガマの艦隊の関係。船員たちの反乱と喜望峰突破、インド航路の開拓。

    『ナポレオン的面貌』
    1919年スイスに行くといって失踪したポーランド人・ライスキー。1919年になってから浮浪者の遺体として発見されたライスキー。ロシアのスパイとして死んだとの見解に対する反論。ライスキーの死とロシアのケレンスキー首相との関係。

  • 源内焼六術和尚
    絶景万国博覧会
    紅毛傾城
    金字塔四角に飛ぶ
    ナポレオン的面貌

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

小説家。1901年東京生まれ。本名、小栗栄次郎。1927 年、「或る検事の遺書」を、「探偵趣味」10月号に発表(織田清七名義)。1933年、「完全犯罪」を「新青年」7月号に発表。「新青年」10月号に掲載された「後光殺人事件」に法水麟太郎が初めて登場する。1934年、『黒死館殺人事件』を「新青年」4~12月号に連載。他の著書に、『オフェリヤ殺し』、『白蟻』、『二十世紀鉄仮面』、『地中海』、『爆撃鑑査写真七号』、『紅殻駱駝の秘密』、『有尾人』、『成層圏の遺書』、『女人果』、『海螺斎沿海州先占記』などがある。1946年没。

「2017年 『【「新青年」版】黒死館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小栗虫太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×